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エレコム独自のメッシュネットワーク技術「e-Mesh」のスターターキット

エレコム、メッシュネットワークを構築できるWi-Fiルーターと中継機のセット

2020年04月07日 16時30分更新

文● ASCII

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e-Meshスターターキット「WMC-2HC-W」

 エレコムは4月7日、独自のWi-Fiメッシュネットワーク技術「e-Mesh」を搭載するスターターキット「WMC-2HC-W」を発表した。価格は2万680円で、4月下旬より発売する。

WMC-2HC-W

背面(ルーター)

 WMC-2HC-Wはルーターと専用中継器各1台のセットで、無線メッシュネットワークを構築することで、スマート家電やスマートスピーカーなどのIoT機器が、よりつながりやすく、より切れにくくなるという。

 戸建3階建て、マンション4LDKをカバーし、6人家族全員が複数の端末(最大46台)を同時使用しても快適な通信が可能としている。ルーター側は5GHz帯で最大1733Mbps、2.4GHz帯で最大800Mbps(ともに規格値)の高速通信が可能で、4Kテレビも快適に視聴できるという。

戸建3階建て、マンション4LDKをカバー

 IPv6 IPoEインターネット接続に対応し、回線が混雑しにくいという。グループ会社であるDXアンテナのノウハウを活かした高感度の「ハイパワー内蔵アンテナ」をはじめ、「バンドステアリング」機能、「MU-MIMO」機能、「ビームフォーミングZ」など、より高速で安定した通信を可能にするという機能を多数搭載する。

 接続されたIoT機器を守るため、トレンドマイクロのセキュリティ機能「スマートホームネットワーク」を搭載。セキュリティソフトがインストールできないネットワーク家電を脅威から保護するほか、悪質なウェブサイトや脆弱性を狙う攻撃、情報漏洩を伴う外部への不正な通信などをブロックする。このほか、ゲストに安全にWi-Fiを提供する「友だちWi-Fi(ゲストSSID)」機能や、子どものネットの使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」を搭載する。

 対応OSは、Windows 10、macOS Catalina 10.15、macOS Mojave 10.14、macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12、OS X El Capitan 10.11、OS X Yosemite 10.10、OS X Mavericks 10.9、OS X Mountain Lion 10.8、iOS 10.0~13.2、Android 4.4~10.0。

横置き時

壁掛けイメージ(ルーター)

 ルーター単体モデル「WMC-C2533GST-W」も販売する。別売りのe-Mesh専用中機器(WMC-S1267GS2-W)と組み合わせることで、無線メッシュネットワークを構築できる。価格は1万4080円で、5月発売予定としている。

ルーター単体モデル「WMC-C2533GST-W」

主な仕様

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