LINEは3月31日、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の予防対策と、現状の体調を調査する「新型コロナの状況把握アンケート」の結果を発表した。調査期間は3月27日〜3月30日。調査対象は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住む15歳以上の男女。回収数は約16万2389s。
予防については「手洗い・うがい」「せきやくしゃみを人に向けない」などは、ほぼ9割近くの人が心掛けているとわかった。
一方で、「換気が悪い場所に行かない」「混雑している場所に行かない」「近い距離で会話をしない」といった「密」を避ける行動に関しては、10代・20代はほかの年代に比べて意識が低い傾向が見られた。
新型コロナの兆候の可能性があるとされる「37.5度以上の発熱」「喉の痛み」「強いだるさ」「咳がひどい」「息苦しい」「下痢がある」「味・においがしない」など、体調不良症状のいずれかにあてはまる人の割合をエリアと年代別でグラフ化すると、エリア別では東京都がもっとも体調不良者の割合が高いとわかった。
年代別では、30代にもっとも体調不良者の割合が高い傾向がある。エリアおよび年代別で見ると、神奈川県の30代に体調不良者の割合が最多と判明した。