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国内初!インドネシアで留学希望者向けVR大学紹介「ILU-Hyogo (Immersive Learning in University of Hyogo)」を実施

2020年03月05日 12時00分更新

文● 株式会社Pooka.

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株式会社Pooka.
海外から日本への留学希望者へ VRによる”没入型”の説明会を実現

兵庫県立大学 国際商経学部 末弘研究室は、株式会社Pooka.(プーカ 本社:東京都品川区、代表取締役:小野正視)と共同でVR技術を使った大学紹介動画を作成、インドネシア・バリ州のSMA NEGERI 4 DENPASAR(以降、4SMAN)など、2つの高校で現地説明会を実施しました。日本で学びたい”外国人留学希望者”向けの現地説明会でVR技術を活用したのは、国内では初めて(※)の事例となります。


VR動画を使った説明シーン

■海外から日本への留学希望者へ VRによる”没入型”の説明会を実現
東南アジア諸国では、日本の大学へ留学を希望する学生が多い一方で、渡航費が高いなどの理由で簡単にオープンキャンパスに参加することができないため、日本の状況や環境がわからず留学の意思決定が難しいという課題がありました。

兵庫県立大学では、世界のリーダーとなる人材を育成するため、2019年4月から開設した国際商経学部に、グローバルビジネスコースを設置。タイ・ベトナム・インドネシアなど東南アジア諸国において、大学教職員が現地で大学説明会を数十回実施しています。しかし、(1)写真やテキストによる情報に限定されるため、希望者本人や現地の高校の教員・関係者向けの説明が伝達しづらい、(2)現地に派遣するスタッフも少人数になるため、希望者への現地でのフォローアップが難しいなど、課題を感じることが多い状況でした。

このような状況の中、現地の高校生や教員に実際に近い形でオープンキャンパス体験をしてもらおうと、兵庫県立大学 国際商経学部 末弘研究室は、企業向けVR教育事業「eVR(エバー)」を運営する株式会社Pooka.と共同で、2019年夏に自立型のVRコンテンツの開発プロジェクト「Immersive Learning in University of Hyogo(以降、ILU-Hyogo(アイエルユー - ヒョウゴ)」を発足。同年11月に初めての事例として、インドネシアでの実施にいたりました。

今回は、協定を結んでいる4SMAN高校の学生・教員・保護者向けに、日本人学生と共同生活をする国際寮・教育施設・実際の授業の様子、そして、すでに同大学に留学している外国人留学生の様子などをVR撮影しバーチャルツアーを制作。VRによる360度映像と、英語によるナレーションによるガイドで理解を深めてもらうよう工夫しました。

VRを体験したMANDARA高校のダルシカ先生は、「僕は今、日本にいるよ」と第一声を上げました。今回体験した22人中全員が「VRによって日本にある大学を身近に感じられた」「実際に行ったような体験でとても驚いた」「寮の部屋のサイズ感がわかった」など肯定的な反応でした。





■今後は「ILU-Hyogo」で没入型教育を拡大
Immersive Learningとは”没入型教育”の意味。授業でVRなどの技術を活用し、その場にいるような臨場感あふれる体験を体感できるというコンセプトです。

国内外でVRを活用した教育現場での利用は徐々に増加していますが、既存の教育カリキュラムなどとのシームレスな連携には課題があります。

その一つには、VR技術を教育機関内で自立的に制作できる体制がないことがあげられます。「ILU-Hyogo」は、技術的な監修は株式会社Pooka.が行い、実際のコンテンツ撮影や編集などは研究室の教員と助手が行っています。これにより、作成費を抑えることができる上、大学内の細かなニーズや意図を反映しやすくし、自立的にコンテンツを制作することができます。

末弘研究室では同大学の学生向けにVRを使った英語授業を展開するなど、新しい教育カリキュラムの実現に向け「ILU-Hyogo」の教材コンテンツを拡充させていく計画です。学生は、英語で兵庫県について発信する力を身につけたり、また英語面接に自信を持って臨めるように、VR教材を利用する予定です。またインドネシアの4SMANとはVRを使った教育交流を継続し、VRの教育効果について研究が進められます。

※当社調べ・プレスリリース配信時点での調査結果による

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