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超低消費電力が特徴のE Ink

フォッシル新スマートウォッチE Inkで最大約2週間「ハイブリッドHR」を試した

2020年02月19日 10時45分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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メールが届いたときの通知表示

アプリごとに通知をするかどうか決められる

 ハイブリッドHRは、針式ハイブリッドタイプとしては機能が豊富なのもポイント。通知機能ではどのアプリからの通知か分るだけでなく、メールやメッセージは本文もチェック可能。本体右横にリュウズを含めた3つのボタンがあり、たとえばメールが届いた場合は、3時位置のリュウズを押すとそのメールの閲覧モードになり、上下のボタンで画面を切り替えることで本文を表示できる。

読みたいメールで決定ボタンをおすと、さらに本文の続きが読める

 通知を表示するアプリは、連携するスマートフォンから専用アプリで、カスタマイズ可能。通知したいアプリだけをオンにできるので、リアルタイムでチェックする必要がないアプリからの通知は、非表示にできる。

 ただしオンにすると、そのアプリの通知がかなり細かく送られてくる。たとえばFacebookアプリを通知の対象にした場合、アプリから投稿をするだけでも投稿完了の通知が届く。このあたり通知の多さが気になるユーザーは要注意。

公式アプリから通知を表示するアプリをアプリ単位で設定できる

 E Inkディスプレーを操作する際には、ほかの機能でも基本的には同じで、中央の3時位置のリュウズが決定、上下のボタンが画面の切り替えやカーソルの上下移動となっている。タッチディスプレータイプのスマートウォッチと比べると、やや操作性に制限はあるが、逆にシンプルでわかりやすい。

 ちなみにこういったE Inkディスプレーを使った操作の時は、時針が9時の位置、分針が3時の位置に移動してディスプレーが見やすいように横一直線になる。

定期的に体を動かすよう通知してくれる機能もあるが、そのときも時分針は横一直線に

 またE Inkディスプレーはそもそもバックライト非搭載のため、暗い場所での視認性はあまり良くない。しかしハイブリッドHRは、ディスプレーを照らすフロントライトを搭載。風防をダブルタップすると、ライトが点灯するので、暗い場所でもしっかりと視認できるようになっている。

風防をダブルタップすると、4か所のライトが点灯

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