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キママニ、カウンセラー向けWebシステム「KibunLog for Session」のベータ版を公開

株式会社キママニ
2020年02月13日

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株式会社キママニ
カウンセラーやクライアントの負担を軽減し、カウンセリングセッションをサポート

株式会社キママニ(本社:東京都港区/代表取締役:村上 遥/以下、当社)は、当社の運営するiOS/Androidアプリ「KibunLog」をカウンセリングで利用しているユーザーが増加していることを受け、カウンセラーがユーザーの入力内容を確認しながらカウンセリングセッションを実施できる「KibunLog for Session」のベータ版を公開しました


■KibunLogとは


KibunLogは、気分を言語化し、本音を書き出すことで感情コントロールをサポートするiOS/Androidアプリです。「いつ、どんなことがあって、こんな気分になって、こんなことを考えた」という本音を書き出しながら、気分の割合や波などのグラフを確認して自分の感情と向き合うことが出来ます。論文等で医学エビデンスが報告されているExpressive Writingと認知行動療法のテクニックを応用して設計されました。ユーザーからは「職場のイライラが解消された」「自分を客観的に見ることが出来た」などの声が集まっています。


■KibunLog for Session開発の背景
KibunLogアプリの継続率の高さから、カウンセリングや診察の際にユーザーがKibunLogアプリを利用いただく機会が増えています。その一方で、カウンセリングの現場でアプリの画面を見ながら行うセッションは、画面が小さく見づらいことや操作に時間がとられる等、カウンセラー側の負担の大きさが課題でした。こうした状況を受け、KibunLogアプリに入力した内容をカウンセラーから簡単に確認できるようにKibunLog for Sessionを開発しました。KibunLog for Sessionを利用することでカウンセラーの負担が軽減され、さらに、セッション前にアプリの内容を紙に書き写す等のユーザーの作業負担も軽減されます。

■KibunLog for Sessionとは




KibunLog for Sessionは、KibunLogアプリと連携してカウンセリングをサポートするためのカウンセラー向けWEBシステムです。実際に臨床心理士の初田美紀子先生と実施した実験セッションでは、クライアントに1週間KibunLogアプリで日々の本音を書き出すホームワークを実施してもらい、初田美紀子先生からセッション中にフィードバックを行いました。実験セッションを通して、KibunLog for Sessionを利用することによってホームワークの実施率の高さ、セッションリピート率の高さに期待が持てる結果となりました。詳しくは初田美紀子先生のレポート(https://kimamani.co/blog-single-session.html)をお読みください。



■KibunLog for Sessionでキママニが目指す未来
キママニは、心の現場で働く人たちの専門技術とデジタル技術を組み合わせることによって、心のケアの新しい形を提案します。それにより、現場の負担軽減を実現しながら、悩みを抱える人たちの幸せの実現にも貢献します。

■KibunLog for Sessionの今後の展開
KibunLog for Sessionによって、カウンセリングを実施している機関との連携を進め、サービスを拡大していきます。


【株式会社キママニ】
KibunLogアプリを研究シーズとして、精神疾患をデジタルアプリで治療するデジタルセラピューティクスの開発に取り組んでいます。

※KibunLog for Session ベータ版
https://kibunlog.com/session.html

※KibunLog
https://kibunlog.com

※株式会社キママニ
https://kimamani.co

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