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デジタルハリウッド大学[DHU]のレンダーファームとして、BULLET RENDER FARMの導入が決定

Bullet Render Farm
2020年02月10日

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Bullet Render Farm
 株式会社A.L.I. Technologies(本社:東京都港区、代表取締役:片野大輔、以下「A.L.I.」)が運営するクラウドレンダリングサービス「BULLET RENDER FARM(ブレットレンダーファーム)」は、デジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを学ぶデジタルハリウッド大学[DHU]のレンダーファームとして導入されることが決定いたしました。同校においては、初のクラウドレンダーファームの導入事例となります。





 BULLET RENDER FARMは、接続数に制限のあった従来型のレンダーファームとは異なり、独自開発の自律分散型アルゴリズムによって、大量のGPUを効率的に処理できることが特徴で、レンダーファームとしては世界最大規模のGPU数で運用されています。デジタルハリウッド大学のような先進的な教育機関へ本サービスを提供することで、5G時代に求められる高度なレンダリングについて、実行時の煩雑さや待ち時間など様々なストレスからCGクリエイターを解放し、新しい制作プロセスを提案いたします。


 この度のサービス提供は、デジタルハリウッド大学において初のクラウドレンダーサービスの導入となり、杉山知之学長は以下のようにコメントしております。「A.L.I.の技術により、学生たちへより良い教育環境が提供できるようになりました。近年、映画やゲームなどCG作品に求められるクオリティが上がり、それに応えるためのレンダリング処理の負担は増々大きくなっています。レンダリングの待ち時間が短縮されることによって、学生たちがよりクリエイティブな活動に充てる時間を確保できるようになるでしょう。今後、業界の担い手となる彼らには、本サービスを最大限活用し、新時代を担うクリエイターにふさわしい、プロフェッショナルと同等の制作スタイルを追求して行って欲しいと思います。」

 今後、BULLET RENDER FARMは引き続きのサービス提供と共に、同校学生向けに対応レンダラーであり、主要CG制作ソフトウェアに無料で実装が可能な「Radeon™ ProRender」の講義や、BULLET RENDER FARMを用いてつくられた作品発表の機会創出を行う予定です。A.L.I.は、デジタルコミュニケーションを学び実践的技術と教養を身につけた人材の育成を目指す同校の理念に賛同し、デジタルハリウッド大学との強固な関係構築を目指すとともに、コンピューターグラフィックス教育の発展に寄与して参ります。


◆デジタルハリウッド大学
https://www.dhw.ac.jp
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG、ゲーム・プログラミング、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。
さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界39か国・地域出身の学生が在籍し、御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。また、大学発ベンチャーの設立数は全国11位(平成30年度実績)となっており、多数の起業家を輩出している。

◆BULLET RENDER FARM
https://www.bulletrenderfarm.com/ja/
コンピューターグラフィックス制作プロセスにおけるレンダリング処理を、自律分散アルゴリズムを用いて高速に実行するクラウドサービス。レンダーファームとしては世界最大規模のGPU数で運用され、高速なレンダリングが可能。

◆株式会社A.L.I. Technologies
https://ali.jp/
世界初の実用型ホバーバイクの販売を2020年に目指すエアーモビリティ事業、演算力のシェアリングプラットフォームの実現を目指すコンピューティングパワープール事業、ドローン関連ソリューションの開発事業、技術コンサルティング事業などを展開。

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