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ASCII Power Review ― 第60回

Mi Note 10 / 10 Pro 実機レビュー = 1億画素カメラはホントにスゴいのか撮り比べてみた!!-倶楽部情報局

2020年02月10日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「Mi Note 10 / 10 Pro 実機レビュー = 1億画素カメラはホントにスゴいのか撮り比べてみた!!」を紹介します。


 中国のAppleと賞された「シャオミ」が2019年12月、ついに日本に上陸し、第1弾製品群のひとつとして1億800万画素カメラを搭載した「Mi Note 10」(5万2800円)と「Mi Note 10 Pro」(6万4800円)を発売した。

 海外の小米之家(シャオミショップ)に行くと、オリジナルの白物家電やバッグなどがたくさん陳列されており、ぱっと見はまるで家電寄りの無印良品といった趣きだが、スマートフォンはもちろん主力製品である。

 Mi Note 10/10 Proは高性能カメラを前面に打ち出した魅力的な製品で、両製品を同時に借用したので、10 Proをメインにしつつ、1億800万画素カメラの真価、両製品の違いをレビューしていこう。

左が「Mi Note 10 Pro」(6万4800円)、右が「Mi Note 10」(5万2800円)。外観はまったく同じで、両機種ともミッドナイトブラック、グレイシャーホワイト、オーロラグリーンの3色が用意されている

細かすぎて気づかない
Mi Note 10と10 Proの違い

 1万2000円の価格差があるMi Note 10とMi Note 10 Proの違いは、108MP広角カメラのレンズ枚数とメモリー&ストレージ容量のみである。

Mi Note 10が7P(7枚)レンズで6GB(RAM)+128GB(ROM)、Mi Note 10 Proが8P(8枚)レンズで8GB+256GBと差別化が図られている。

 これ以外のスペックはまったく同じ。OSは「MIUI 11」(Android 9ベース)、プロセッサーは「Qualcomm Snapdragon 730G」(8コア、最大2.2GHz)を採用。ディスプレーは画面内指紋認証センサーを内蔵した、6.47インチ3D曲面有機EL(2340×1080ドット、600cd/平方m、コントラスト比400,000:1、色域DCI-P3、Corning Gorilla Glass 5)を搭載。

カメラはリアに108MP広角カメラ、20MP超広角カメラ、12MP光学2倍カメラ、5MP光学5倍カメラ、2MPマクロカメラ、フロントに32MPセルフィーカメラを搭載。前述のとおりMi Note 10とMi Note 10 Proで108MP広角カメラのレンズ枚数は異なるが、それ以外のカメラのスペックはまったく同一だ。

☆1億800万画素:MP広角カメラ
(25mm、F1.69、0.8μm、1/1.33インチ、OIS、7Pレンズ(Mi Note 10)/8Pレンズ(Mi Note 10 Pro))
☆2000万画素:超広角カメラ
(13mm、F2.2、1.12μm、1/3インチ、5Pレンズ)
☆1200万画素:光学2倍カメラ
(50mm、F2.0、1.4μm、6Pレンズ)
☆500万画素:光学5倍カメラ
(125mm、F2.0、OIS、5Pレンズ)
☆200万画素:マクロカメラ
(F2.4、1.75μm、3Pレンズ)
☆3200万画素:セルフィーカメラ
(F2.0、1.6 μm)

 本体サイズは157.8×74.2×9.67mm、重量は208g。5260mAhのリチウムイオンポリマーバッテリーが内蔵されており、2日以上のバッテリー駆動時間、65分で100%充電可能な「30W急速充電」機能が謳われている。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、そして4G+4G/3G/2G対応のデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)仕様。バンドはGSMがB2/B3/B5/B8、WCDMAがB1/B2/B4/B5/B6/B8/B19、FDD-LTEがB1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28、TDD-LTEがB38/B40に対応している。

 以上のスペックからわかるとおり、プロセッサーはコストダウンのためミドルレンジクラスを採用しているものの、それ以外のスペックはサムスンやファーウェイなどのフラッグシップ端末とまったく見劣りしない。

現在、フラッグシップクラスのプロセッサーが役立つスマホ用アプリなどごくわずかだ。コスパを重視しつつ、最上のユーザー体験を提供するためのMi Note 10/10 Proの割り切りは、理に適っていると考える。

Mi Note 10、Mi Note 10 Proともにリアには108MP広角カメラ、20MP超広角カメラ、12MP光学2倍カメラ、5MP光学5倍カメラ、2MPマクロカメラを搭載。違いは108MP広角カメラのレンズ枚数が、Mi Note 10が7P(7枚)レンズ、Mi Note 10 Proが8P(8枚)レンズという点だけだ

本体背面(以降、断りがなければすべてMi Note 10 Pro)。両機種で外観上の違いはモデルナンバーだけで、Mi Note 10には「Model:M1919F4G」(グレイシャーホワイト)、Mi Note 10 Proには「Modle:M1910F4S」(ミッドナイトブラック)と記載されている

本体前面。ディスプレーは6.47インチ3D曲面有機EL(2340×1080ドット、600cd/平方m、コントラスト比400,000:1、色域DCI-P3、Corning Gorilla Glass 5)を採用

上が本体上面、下が本体下面。本体上面には赤外線発光部、マイク、本体下面には3.5mmイヤフォンジャック、USB Type-C、マイク、スピーカーが配置されている

上が本体右側面、下が本体左側面。本体右側面にはボリュームボタン、電源ボタン、SIMカードスロット(nanoSIMカード対応)が用意されている

Mi Note 10 Proの実測重量は208.1g

Mi Note 10の実測重量は209g。両機種ともにnanoSIMカードを抜いた状態で計測したが、実測重量にわずかな差が生じた

DSDV対応でnanoSIMカードを2枚装着できる。手前がSIM1、奥がSIM2用のスロットだ

パッケージには本体、ケース、ユーザーガイド、ワランティーカード、ACアダプター、電源ケーブル、SIMピンが付属する。なお今回借用したのはグローバル版なのでACアダプターが日本国内版とは異なっている

落ち着いたルックスの5眼カメラ
全画面感の強いディスプレー


 続きは「Mi Note 10 / 10 Pro 実機レビュー = 1億画素カメラはホントにスゴいのか撮り比べてみた!!」でお楽しみください。

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