松屋のカレーが好きだからマイカリー食堂に行く
松屋が好きだということで松屋のカレーも好きというかそれなりに思い入れがあるということで松屋フーズのカレー業態「マイカリー食堂」にも行ったことがあるんですがいかんせん松屋の店舗数に比べれば少ないわけでその真価を知っている人はそれほど多くないのではないかという思いがありましてこういう選択肢もあるということを知らしめねばなるまいと考え1月20日にオープンしたばかりのマイカリー食堂高田馬場店に取材に行きました(早口)。
マイカリー食堂は、高田馬場店のほかに、板橋本町店、上野店、三鷹店、ル・シーニュ府中店と、合計5店舗で、まだまだ知らない人も多いでしょう。しかし、豊富なカレーの種類と、月に1度は新商品が出てくる松屋フーズらしいメニューの展開が楽しめる商品力が魅力的です。
高田馬場店は、JR、東京メトロ、西武新宿線が乗り入れする高田馬場駅から、歩いて1分ほどの好立地です。営業時間は10時から23時30分(ラストオーダー23時)と、夜遅くまでやっているのもまことにうれしいところ。軽く飲んだあとに、カレーでシメるなんてことも可能ではないでしょうか。
今回は人気ナンバーワンメニュー「ロースかつカレー」、松屋フーズらしい味のこだわりをうたう「バターチキンカレー」、洋食的で個性きわだつ「オムレツハンバーグカレー」の3種類を食べてみようと思います。
なお、バターチキンカレー以外は、辛さを「マイルド/中辛/辛口/特辛/激辛」の5段階から選べます。サイズは、少なめ(20円引き)、普通、大盛(100円増し)の3つを選択できます。
550円で食べられる「ロースかつカレー」
ロースかつカレーは14種類の香辛料を使用したオリジナルカレーソースと、アメリカ産熟成チルドロースかつをのせたカレー。オーダーを受けてから揚げるとんかつが特徴で、マイカリー食堂の人気ナンバーワンのメニューだとか。550円というリーズナブルな価格もポイントです。
メインはとんかつ。松屋フーズのとんかつ業態「松のや」で培ったノウハウを活かし、コストパフォーマンスに自信があるとうたいます。たしかに、550円でかつカレーが食べられるのは、強みといえましょう。
カレーソース自体はそれほど辛くはありませんが(もちろん注文時に調節できるので、好みはあるものの)、スパイシーな香辛料の味わいが効いていますね。味の路線としては、それこそ、松屋で提供されていた「オリジナルカレー」に似ていると感じます。
カツは脂身と衣のサクサク感がポイントで、カレーのスパイス感とよく調和しています。肉がやや薄めかな、と思ったのですが、カレーとの組み合わせを考えたときのバランスを考慮しているのでしょう。これで550円は、たしかにコスパがよいではないかと。