コスパだけでなく、ゲームのプレイ環境を快適にする性能も魅力
1万円以下でねじっても壊れない堅牢性に衝撃、持ち運びも快適なゲーミングヘッドセット「ASTRO A10」
ねじっても壊れない堅牢性に衝撃!
A10のヘッドバンドはスチール製を採用しており、どんなにねじっても壊れない堅牢性が魅力だ。試しに力強くねじってみたのだが、ボキっと折れることはなかった。「ふん、貴様の実力はその程度か…」と言いたげな余裕をみせていた。
断っておくが、A10はストレス発散グッズではなくゲーミングヘッドセットである。ゲームをクリアできなくてイライラする気持ちは痛いほどよくわかるが、くれぐれもそういう使い方だけはしないように。どうしてもストレスを発散したい場合、顔を枕に押し付けて「あーっ!」と叫ぶ、猫などの癒し動画を視聴する、軽く運動をする、ストレス発散グッズを購入するといった対処策を強くおススメする。
さすがにねじって壊すというシチュエーションは現実的に起こりえないだろうが、床に落ちているヘッドセットをうっかり踏んづけてしまうというケースは一応考えられる。よほどのことがない限り壊れることはないので、A10は自宅だけでなく、安心して持ち運べるのも魅力といえよう。
低音域を重視したオーディオ性能
敵の足音がはっきりとした形で聴き取れるのがいい!
ゲーミングヘッドセットを購入するうえで一番気になるのは、おそらくオーディオ面だろう。FPSのようなゲームタイトルでは、エイムだけでなく敵の足音を聞き取ることも肝心だ。敵が発する音を頼りに位置情報を把握できるか否か。その力が勝利のカギになるといっても過言ではない。
A10を装着して、まずは「レインボーシックス シージ」をプレイしてみたところ、敵の足音がはっきりとした形で鼓膜に伝わってきて、位置を把握しやすかった。高音よりも低音にフォーカスされているように感じた。足音のような低音域のサウンドを聴き取る際、A10はかなり重宝するはずだ。
続いて、サウンドに強いこだわりのある「Battlefield V」もプレイ。低音域に属する爆発音や銃声との相性がよく、迫力のあるサウンドを堪能できた。映画館にいるような臨場感を1万円以下の価格で味わえるなんて、ある意味贅沢といえるだろう。
秘訣は単一指向性マイクにあり
クリアすぎるボイスチャットを実現!
次に紹介するのは、A10に搭載されている単一指向性マイクだ。全指向性マイクの場合、自分の声だけでなく周囲の環境音も拾ってしまうことも。雑音のせいで敵の足音がかき消されることが考えられる。そういうわけで、全指向性マイクはゲームで真剣勝負を挑むのに向いていないのだ。
一方、単一指向性マイクは自分の声だけを捉えるため、雑音が一切ない、クリアな声をほかのプレイヤーに提供できるのが魅力。ゲーム内チャットにて、よく遊ぶ友人と会話をしてみたところ、「前使っていたヘッドセットよりもクリアだね」と高評価を得た。以前使っていたゲーミングヘッドセットはごくまれに雑音が混じることが何度かあり、友人たちに迷惑をかけてしまっていた。だが、A10に切り替えたことでその悩みが解消され、快適なボイスチャットができるようになったのが最大の利点である。
A10は安くて快適なゲーミングヘッドセットの決定版
A10は、低価格ながら快適なプレイ環境を提供するゲーミングヘッドセットである。対応機種は幅広く、普段使いとしてガッツリ活用できるのがポイントだ。安くて快適、そして使いやすいゲーミングヘッドセットを求めている人にA10をおススメしたい。
ASTRO A10 ゲーミングヘッドセットの主なスペック | |
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製品名 | ASTRO A10 Gaming Headset |
カラー | ホワイト/ブルー |
サイズ | およそ幅190×奥行80×高さ195mm |
重量 | 約346g |
ケーブル長 | インライン音量コントロールケーブル 2.0m/スプリッターケーブル 65mm |
接続 I/F | 3.5mmステレオミニプラグ(入力・出力 各1) |
マイク部 | 単一指向性 |
ドライバーユニット | 40mmネオジウムドライバー |
感度 | 104dB +/- 3dB @1kHz |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
インピーダンス | 32Ω |
必要システム | Windows、Mac、PlayStation 4、Mac |
価格 | 9570円前後 |
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