ゲームエンハンサー機能が秀逸
Xperia 5を語る上で、ゲーム機能は欠かせません。仕様について触れておくと、同機はSoCにSnapdragon 855(オクタコア、2.8GHz+2.4GHz+1.7GHz)を搭載。メモリーは6GB、内蔵ストレージ64GBを備えます。OSは、本レビューではAndroid 9のまま試用しましたが、1月末時点でAndroid 10にもアップデート可能となっています。
AnTuTu Benchmark(v8.2.2)によるベンチマークスコアは、「413430」。アプリ内に表記されているGalaxy S10(408243)やHUAWEI P30 Pro(396200)よりも少し高い値でした。実際に「アスファルト9:Legends」をプレーしてみたところ、グラフィックスは非常にスムーズに処理され、動作が重くなるような場面は筆者が試した範囲では一切ありませんでした。
特筆すべきは、「ゲームエンハンサー」機能。同機能を使うことで、プレー中の通知をオフにしたり、ゲームアプリを起動したまま攻略情報を検索したりすることが可能に。
今回は、ゲームエンハンサー機能のうち、プレー中の集中力を高めるために活躍する「フォーカス設定」を試してみました。これは、アプリ通知や着信通知のオフを、アプリごとに好みの設定にカスタマイズできるというもの。これによって、外部からの連絡やアプリ通知によってプレーが中断されることなく、没入感が高まります。
ちなみに、ゲームエンハンサーでは、ナビゲーションバー表示のロックし、横持ちの際に端末右肩にくるカメラキー操作を無効にすることも可能。ゲーム中の大事な局面で誤操作を起こして頭を抱えた経験は、ゲーム好きなら誰しもあるでしょうが、その心配がないのはうれしいポイントの一つです。
一方、内蔵スピーカー(耳元と底面)からのサウンドは、底面側の方が音が大きく、わずかに偏りを感じました。定位が中心にくるクリアな音声にこだわりたい場合には、イヤホン活用すると良いでしょう。

この連載の記事
-
第558回
スマホ
手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 -
第557回
スマホ
「ハッセルブラッドウルトラクリア」で撮る世界に感動! OPPO Find X9シリーズは爆速快適に写真を撮りまくれる -
第556回
スマホ
世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック! -
第555回
スマホ
プロ級撮影 × 超速ゲーム! 「Nubia Z80 Ultra」がもたらすハイスピード革命 -
第554回
スマホ
AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! -
第553回
スマホ
「Xiaomi 17 Pro Max」はiPhone 17 Pro Maxのようでサブ画面まで! ケースを付ければゲームも! -
第552回
スマホ
超人気ファンタジードラマとガチコラボの「realme 15 Pro 5G Game of Thrones」レビュー -
第551回
スマホ
Pixelの大画面はどちらが正解? Pixel 10 Pro XLと10 Pro Foldを比較レビュー -
第550回
スマホ
2万円台で11型&90Hzの快適さ! 「OPPO Pad SE」は動画と日常使いに最適な万能ミドルタブだ! -
第549回
スマホ
新生FCNTの“本気”を感じる8万円台ハイエンド「arrows Alpha」がかなりイイ! -
第548回
スマホ
AIスマートグラス対決! HTC「VIVE Eagle」とシャオミ「Xiaomi AI Glasses」を比較した - この連載の一覧へ















