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ソフトバンク、元社員の逮捕を公表 機密性の高い情報は含まれず

2020年01月26日 18時00分更新

文● ASCII

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 ソフトバンクは25日、同社元社員が不正競争防止法違反の容疑で警視庁に逮捕されたことを公表した。すでに報道されている内容によれば、元社員は昨年2月に勤務していた当時、同社のサーバーにアクセスし機密情報を取得した上で、ロシア通商代表部の職員に渡した疑いがあるとされる。

 ソフトバンクが現在認識していることとして、同社の作業文書などを元社員が無断で社外に持ち出していたこと、持ち出された文書には顧客の個人情報や通信の秘密に関する情報など、機密性の高い情報は含まれていなかったこと、元社員は上記のような機密性の高い情報へのアクセス権限は保持していなかったことを挙げている。また、同社のシステムやネットワークへの不正アクセスの形跡や不正プログラムの検知はなく、今後も捜査当局には全面的に協力するとともに、公表すべき事柄の発生時は速やかに発表するとしている。

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