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DisplayPortのホットプラグ状態を維持できるアダプターに新モデル

2020年01月24日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 電源OFF時にデバイス認識が外れることを防ぐ、DisplayPort接続の液晶ディスプレイ向けアダプター「DPHPDMA version.3」が家電のケンちゃんに入荷。4546円で販売中だ。

DisplayPort特有の厄介な仕様を解決してくれる、技術系サークルTRKSによる同人ハードが販売中

 省電力モードなどでディスプレーの電源がオフになった際、デバイス認識が外れてマルチディスプレー設定がリセットされる場合があるという、DisplayPort特有の問題を解決するアダプター。DisplayPortのホットプラグ検出信号を維持、または無効化することができる。

 「DPHPDMA」シリーズにおけるアダプタータイプの新モデルで、新たに動作モードの変更スイッチが追加。基板を改造することなく動作モードの切り替えが可能になった。

ディスプレーとグラボの間に接続し、常時接続を偽装できる。2つの動作モードを切り替えるスイッチが新たに搭載された

 動作モードは、ホットプラグ検出(Hot Plug Detect/HPD)信号のプラグイベントをIRQイベントに変換して再送信する「FAKEモード」と、HPDイベントを無効化しHPDアサート状態を保つ「FORCEモード」に対応。スイッチでそれぞれのモードを切り替えることができる。

 なおスイッチ追加に伴い、UARTでのシリアル通信機能は廃止されている。

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