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auカブコム証券、アカマイのクラウド型セキュリティでコストの削減、柔軟な働き方と高度なセキュリティ対策を同時に実現

アカマイ・テクノロジーズ合同会社
2020年01月10日

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アカマイ・テクノロジーズ合同会社
ゼロトラスト・セキュリティを推進し、DevSecOpsの実現へ

アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:山野修、以下「アカマイ」)は、auカブコム証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 齋藤正勝、以下「auカブコム」)が、アカマイのクラウド型リモートアクセス管理ソリューション「Enterprise Application Access(EAA)」と、DNSベースの標的型攻撃対策ソリューション「Enterprise Threat Protector(ETP)」を採用した結果、標的型攻撃へのさらなる対策強化と運用負荷の削減を同時に実現したことを発表しました。



三菱UFJフィナンシャル・グループのインターネット専業の証券会社であるauカブコムは、「先進性、多様性ファースト」を経営ビジョンの1つとして掲げており、常にデジタルトランスフォーメーションを追求しながら様々なサービスを展開しています。また、同社はバックシステムからフロントシステムまで内製化することによって、特色あるサービス展開と高い経営効率を実現しています。

EAAでアクセス制御の効率化、セキュリティの強化とコストの削減
auカブコムでは、「いつでも、どこでも、安全に、オフィスにいるのと同じ環境で仕事ができること」を実現する「ゼロトラスト・セキュリティ」を推進してきました。しかし、リモートアクセスの安全性を確保するために利用しているVPNの運用の煩雑性やコストが課題となっています。さらなるクラウドファーストを推進していく上でVPNでは限界を感じた同社が、より最適な方式として採用したのがEAAでした。EAAの導入によって、社内やパブリッククラウドへのアクセス制御が効率化され、認証、認可と暗号化通信を統合する「ゼロトラスト型アクセス」で、よりセキュアなリモートアクセスを実現することができました。また、クラウドへのアクセスフローがシンプルになったことが、回線帯域のコスト、VPNハードウェアの投資コストの削減にもつながりました。

ETPでマルウェアやフィッシング対策を実現
もともとサイバーセキュリティに対して意識が高い金融業界において、auカブコムでもセキュリティ対策の強化は常に取り組むべき課題です。セキュリティの脅威が洗練化、巧妙化する中で、同社はマルウェアやフィッシングに対応する高度な対策としてETPを導入しました。導入したことで、アカマイの脅威インテリジェンスであるCSI(Cloud Security Intelligence)によって、マルウェアの感染予防を強化することができました。また、日々必要となる危険ドメインの更新作業をクラウドで自動化し、運用負荷が大きく低減されました。将来的には、ETPのクライアントソフトウェアを活用したモバイルユーザーへのサイバー攻撃対策が期待されています。

DevSecOpsの実現へ
auカブコムでは、セキュリティを確保しながらインターネット専業ならではのスピード感のある高品質なサービス展開をさらに実践するために、システム開発・運用の開始時点からセキュリティ要素を取り込むDevSecOpsの実現を目指しています。今後も同社は積極的に新しいテクノロジーを取り入れて、セキュリティ強化とビジネス競争力の向上に努めていきます。

アカマイEAAおよびETPが評価されているポイントは次の通りです。
●よりセキュアなリモートアクセスの実現
・オンプレミスとパブリッククラウドに分散するすべてのアクセスを一元管理
・アカマイの脅威インテリジェンスによって最新のサイバー攻撃に対応
●回線帯域、および設備投資のコスト削減
・クラウドへのアクセスフローを簡素化
・オンプレミスのVPN機器やファイアウォールの導入、更新が不要
●高度なマルウェアやフィッシング対策が可能
・他社のレピュテーションフィルタと比較して、不審な宛先のカバー率の高さ

auカブコムでシステムリスク管理室長を務める石川陽一氏は、「ビジネスの特性上、私たちはセキュリティを厳重にしながらも、サービスのクオリティやスピードをないがしろにするわけにはいきません。アカマイのようなグローバルなサービス基盤を使ったEnterprise Application Access / Enterprise Threat Protectorを導入したことで、高度なセキュリティを確保し、より安心して事業を推進することができるようになりました」と語っています。

アカマイ 社長の山野修は、「常に先進的で、時代の激しい変化に対応する多様性を併せ持つauカブコム証券株式会社様にEAAとETPを採用いただいたことを大変嬉しく思います。ウェブサイトを通じて事業を展開する企業は、お客様によりよいユーザー体験を提供するとともに、日々高度化するセキュリティ脅威へ対応することが求められています。このような流れにおいて、アカマイのソリューションは今後ますます重要な役割を担うことになると確信しています。アカマイは、より速く、より安全かつ安定したインターネットソリューションを提供することにより、なお一層お客様に貢献してまいります」と語っています。

Enterprise Application Access 製品概要
https://www.akamai.com/jp/ja/products/security/enterprise-application-access.jsp

Enterprise Threat Protector 製品概要
https://www.akamai.com/jp/ja/products/cloud-security/enterprise-threat-protector.jsp

アカマイ について:
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamai のインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamai を信頼する理由について、<www.akamai.com/jp/ja/>、<blogs.akamai.com/jp/>およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。

アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、ウェブサイト/モバイルアプリの最適化、快適なユーザー体験、堅牢なセキュリティを実現する各種ソリューションを提供しており、日本国内では約600社が当社サービスを利用しています。

※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です
※本プレスリリースの内容は、個別の事例に基づくものであり、個々の状況により変動しうるものです

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