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CES 2020レポート 第4回

2月7日にThreadripper 3990Xを発売!AMD、CESにてRyzen 4000シリーズやRadeon RX 5600 XTも発表

2020年01月07日 15時20分更新

文● 本間 文 編集●ジサトラハッチ/ASCII

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 Ryzen 7 4800Hプロセッサーは、45WのTDPながら、デスクトップCPUのIntel Core i7-9700Kプロセッサー(8コア/8スレッド)を上回る性能を実現できるため、ノートPCの性能を大幅に引き上げられる。さらに、Ryzen 4000HシリーズプロセッサーとRadeon RX 5000シリーズを組み合わせた場合、CPUとGPUのパワーを融通しあうことで、より高速な動作を可能にする新技術SmartShiftテクノロジをサポート。

 まだ、技術実装のレベルだという状態ながら、SmartShitをONにした場合、ゲームプレイのフレームレートが約10%向上するという比較デモも披露。DELLが同技術をサポートした初のノートPC「G5 SE」を今年第2四半期に市場投入する予定であることも明らかにされた。

Ryzen 7 4800Hプロセッサーの特徴

3DMark FireStrikeの結果。Core i7-9750Hをベースとして、何%勝っているかというグラフ。Ryzen 7 4800Hは、ライバルIntelのモバイルプロセッサーCore i7-9750Hどころか、デスクトップ向けプロセッサーのCore i7-9700Kにも勝るとアピール

CINEBENCH R20の結果。こちらもRyzen 7 4800HはCore i7-9750Hよりも46%もスコアーが高く、Core i7-9700Kにも勝っている

Ryzen 4000Hシリーズを採用するASUSの「ROG ZEPHYRUS G14」

ROG ZEPHYRUS G14は14インチWQHDの120Hzディスプレーを採用

Ryzen 4000HシリーズとRadeon 5000Mシリーズの組み合わせでは、CPUとGPUのパワーを融通しあうことで、より高速な動作を可能にする新技術SmartShiftテクノロジをサポート

SmartShiftテクノロジを利用した場合、フレームレートが6fps向上

SmartShiftテクノロジを使うとCINEBENCH R20のベンチマークが12%も速くなったとアピール

DELLの「DELL G5 SE」もRyzen 4000Hシリーズを採用し、SmartShiftをサポート。ディスプレーはFreeSyncが利用できる

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