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市役所にて職員自らが業務システムを設計・改修

サイボウズ、kintoneを活用した業務システムを高山市役所で実証実験

2020年01月07日 15時15分更新

文● ASCII

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 サイボウズは1月6日、kintoneを利用した業務システムの実証実験を高山市役所で行なうと発表した。

 高山市役所にて職員自らが「おくやみ窓口システム」と「観光宿泊統計調査システム」を開発して業務での利用を通じて導入効果の実証を行なうというもの。kintoneの利点を活かして業務システムを職員自らが設計・改修することで低コストかつスピーディーに実証実験を展開するとしている。

 おくやみ窓口システムは、死去に伴い発生する全ての手続を関係部署が事前に把握して届出者に案内、市役所訪問時にワンストップでの手続を可能とするシステムを構築、利用者の利便性向上と業務効率化を目指す。

 観光宿泊統計調査システムは、現在およそ350の宿泊施設から毎月の宿泊者数に関する各種情報をFAXやExcelデータで収集、手入力で集計を行なっている。実証実験ではkintoneの利用で市内宿泊施設からの宿泊者数報告などをインターネット上で行なえるシステムを構築して自動集計。業務効率化及び分析結果の活用促進を目指すという。

 実証実験期間は1月~3月の3ヵ月間。

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