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秋葉原の福袋、2006~2019年までの過去14年間を振り返る

2019年12月31日 20時00分更新

文● ドリル北村 編集●ASCII

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 2016年にアキバ☆ソフマップ1号店で売られていた1000円の「中古PCゲーム袋C」には、ギャルゲーとドラマCD、それに萌えキーボードが入っていた。萌えキーボードのイラストは「絶対 妹原理主義!!」の瑞と茜音。これだけで1000円の価値はありそうだ。

ゲームだけでなく、萌えキーボードが入っていた。これで1000円は安いっ!

 2016年に1万円で購入したゲームショップ紙風船の「中古フィギュア福袋」。フィギュア福袋は「パンパンに詰まってる袋」と「明らかに量が少ない袋」があったが、欲張らずあえて少ない福袋を選んだ。

 そして開けた中身はわずか3個。福袋の価格が1万円なので、フィギュア1体の中古販売価格が約3300円以上のものが入っていないと鬱ってしまう。しかし、3体をよく見てみるとメジャーキャラばかりだったので安堵した。狙い通りに「量より質」な内容をゲットできたわけだ。

艦これ、ガルパン、けいおん!の、精巧なフィギュアが入っていた、ゲームショップ紙風船の「中古フィギュア福袋」

 2015年に出会ったゲームショップ紙風船の「鬱箱2015」は衝撃的だった。福ではなく鬱系の詰め合わせにも関わらず5000円と高額。とにかく巨大で非常に重たいその箱から、ただならぬオーラを感じ取ったため、鬱箱にも関わらず5000円を支払って購入してしまった。

まず箱がデカい上にものすごく重い。正確に測定してないが余裕で10キロは超えているレベル

 鬱箱オーーープン! 中身はギュウギュウに詰め込まれた中古エロゲー詰め合わせだった! 詰め込まれていた本数は驚愕の33本。ゲーム屋の欝箱だからこう来たかーーーーと納得の鬱箱だ。エロゲーに興味ない人ならゴミ掴まされたと嘆くところだが、エロゲー好きの多い福袋班はむしろ歓喜に震えていた。まさか鬱箱で大当たりを引くとは思ってもいなかった。鬱袋系で当たりを引いたのは、14年の取材においてこれだけだった。

33本のゲームが入って5000円だから、1本当たり150円。プレイ時間を考えるとかなりのお買い得感だ。だが、タイトルを見ていくとなかなか微妙なライン際を攻めているなと妙な関心をしてみる。新しいものでXP対応、古いものだと98/2000対応という懐ゲーの佳作ばかり。それでも鬱箱として大当たりの部類

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