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VHF-Low帯を利用したデジタル放送「i-dio」が来春終了

2019年12月26日 17時45分更新

文● ASCII

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 2016年7月にスタートしたVHF-Low帯を用いる無料デジタル放送「i-dio(アイディオ)」が、2020年3月31日をもって終了されることが、25日に発表された。

i-dio対応チューナーを内蔵したSIMフリースマホ

 i-dioは、地上アナログテレビ放送終了後に空きが生じたVHF-Low帯(99~108MHz、従来は1~3chで用いられていた)を活用するために開始されたデジタル放送。デジタル放送であることから、高音質な音楽はもちろん、映像やデータの配信も可能であるとしていた。エフエム東京が中心となって設立されたジャパンマルチメディア放送を始め、地域別に7ブロックで放送会社が設立。今年4月には北海道でも放送が始まっている。

 放送の受信用には、スマホ用の外付けチューナーがモニターに無料で配布されたほか、チューナー内蔵のSIMフリースマホ(コヴィア製)も登場。さらに専用チューナー無しでも放送エリア内であれば、インターネット経由で受信できるモードも追加されている。また、i-dioの放送波を利用した自治体向けの防災情報配信システム「V-Alert」も提供された。

モニターに配布された外付けチューナー

 一方でその事業性については、当初から疑問視される部分もあったが、2019年5月になって、エフエム東京は2018年度決算の発表を延期。同8月には第三者委員会による調査結果として、旧経営陣の不正を公表。その後、i-dio事業関連で101億円強の特別損失を計上している。


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