「Xperia 1(SO-03L)」を携えて、中国・深センに取材に行きました。今回の渡航はOPPOのプレスツアーだったのですが、現地での取材用にプリペイドSIMも配布されたので、ありがたくXperia 1で使わせていただきました。
配布されたのは、中国本土のSIMではなく香港の「中国移動香港」のSIM。2GBまで高速で通信可能となっています。中国本土のSIMはGoogleやFacebookなどのサービスが使えないので、その辺を考慮したのかなと。実際中国本土のキャリアのSIMを渡されても、VPNを使わないと実用性はないですしね。
早速SIMをセットします。Xperiaシリーズはピンで押し出さなくてもSIMトレーが取り出せるので便利。SIMカードをnanoSIMサイズに切り抜いてXperia 1にセットします。
次に通話アプリを起動して「*#130#」と入力し、通話ボタンを押します。これは開通作業で、しばらくするSMSで開通した旨が届きます。あとはAPNの設定をしてローミングをオンにすればOK。あくまで香港キャリアのSIMなので、中国本土ではローミングになるのです。
問題なく通信ができるようになったので、通信速度をチェックしてみましたが、ビルの高層階ということもあり、下りは5.33Mbps、上りは0.48Mbpsと微妙な数値です。それでもウェブサイトを閲覧したり、SNSに写真を投稿したりといった使い方で特にストレスはありませんでした。
今回は提供されたSIMですが価格は148HKDなので、日本円で約2100円。滞在は実質3日だったので、ドコモの「パケットパック海外オプション」なら2480円です。通信容量は2GBですしSIMの抜き差しや設定の手間を考えると、自腹ならローミングでもいいかなという感じです。
※Xperia 1(SO-03L)/Android 9で検証しました
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