日本HPは12月4日、個人向けプレミアムPCのラインナップを拡充し、コンバーチブルPC3モデルを発売した。
ラインナップは「HP Spectre x360 13」「HP ENVY x360 13 Wood Edition」「HP ENVY x360 15 Wood Edition」の3モデル。
HP Spectre x360 13は、13.3インチのIPSタッチディスプレー(1920×1080ドット)を搭載(一部モデルは、OLEDタッチディスプレー)する、2-in-1ノートPCと定義されるコンバーチブルPCとしては世界最小をうたうモデル。従来モデルと比較して接地面積を約13%低減し、約幅307×奥行き194.5×高さ18.5mmという、11インチノートPCと同等のサイズを実現した。重さは約1.24kg。
HP Command Centerの機能の一部であるHP Network Boosterにより、タスクとアプリケーションを優先順位付けし、ネットワークの帯域幅の最適化とスループット、レイテンシーを高めた。また、HP Display Controlを使って、ウェブブラウジングや写真編集など、用途に適したモードを選択し、正確な色彩で閲覧ができるとする。
2.2mmの小型IRウェブカメラや、指紋リーダーなどを搭載し、Windows Hello(指紋認証、顔認証)に対応。また、ウェブカメラを物理的にオン/オフできるプライバシーカメラキルスイッチを備える。そのほか、PC用のAlexaアプリに対応する。
最上位モデルの主なスペックは、CPUがCore i7-1065G7、グラフィックスがCPU内蔵、メモリーが16GB、ストレージが1TB SSD。通信規格はIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)とBluetooth 5.0に対応。インターフェースはUSB 3.1×1、 USB Type-C(Thunderbolt 3対応)×2などを装備する。価格は21万9780円から。
HP ENVY x360 13 Wood EditionとHP ENVY x360 15 Wood Editionは、キーボード下部のタッチパッドとパームレストに天然木材を使用したモデル。
HP ENVY x360 13 Wood Editionは、13.3インチのIPSタッチディスプレー(1920×1080ドット)を搭載。最上位モデルの主なスペックは、CPUがAMD Ryzen 7 3700U、グラフィックスがAMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス、メモリーが16GB、ストレージが512GB SSD。インターフェースはUSB Type-C×1、USB 3.1×2などを装備。サイズは約幅306×奥行き212×高さ16.0mmで、重さは約1.28kg。価格は13万7280円から。
HP ENVY x360 15 Wood Editionは、15.6インチのIPSタッチディスプレー(1920×1080ドット)を採用。最上位モデルは、CPUが Core i7-10510U、グラフィックスがインテル UHD グラフィックス、メモリーが16GB、ストレージが512GB SSDといった構成。インターフェースはUSB Type-C×1、USB 3.1×2、HDMI×1などを装備。サイズは約幅359×奥行き245×高さ18mmで、重さは約1.98kg。価格は15万7080円から。
そのほか、アルミニウムボディーの「HP ENVY x360 13」に、ホワイトカラー(セラミックホワイト)のモデルを追加した。価格は9万8780円から。