このページの本文へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第558回

クラウドストレージをローカルドライブに「Air Live Drive Pro」を衝動買い

2019年11月28日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ダウンロード購入したAir Live Drive Proは、スペイン産のWindowsアプリだ。国内ではライフボートが販売している。完全日本語化されているのもうれしい

クラウドストレージをローカルドライブとして扱えるWindowsアプリ
「Air Live Drive Pro」

 パソコンとスマホの両刀使いユーザーとスマホオンリーユーザーでは、クラウドストレージに求める要件もかなり違いそうだ。もちろんパソコンユーザーでも、Windows系ユーザーとMac系ユーザーでも違いがありそうだ。

 ぼんやりとそんなことを考えてた時に、面白そうなWindowsアプリを見つけた。商品名は「Air Live Drive Pro」。聞くところによると情熱の国スペインのソフトハウスによるものらしい。

ダウンロード、インストールして早速起動してみた。初期画面は気持ち良いくらいシンプルな画面だ。左端縦に並ぶ6個のアイコンで全ての操作が可能だ

Air Live Drive Proで現在扱えるクラウドストレージはこれだけ。任意のアイコンを選んでローカルディスクとしてマッピング、マウントできる

 「Air Live Drive Pro」は、Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、Boxなどのクラウドストレージを、外付けHDDのように使用できるパソコンサイドの環境ツールだ。各クラウドごとに異なる専用アプリを使用するのではなく、扱い慣れたローカルドライブと同じようにクラウドストレージにアクセスできるようになるのだ。

まずは筆者のメインクラウドストレージである、Dropboxを選択。Air Live Drive ProとDropboxを紐づけ(リンク)するために、ログインすることを指示される

 複数アカウントにも対応しているので、同じクラウドを仕事用やプライベート用などの使い分けもできる。そしてSyncでは無く、大きなデータをクラウド上のみに保存できるので、ローカルディスク使用量を節約したり、内蔵ドライブの容量の小さい身軽なパソコンで、クラウドストレージを追加領域として使用するなど、工夫次第で幾らでも便利な使い方のできる環境ツールアプリなのだ。

続いてAir Live Drive ProのDropbox内のファイルやフォルダへのアクセスを許可する

 日本国内での販売元は、きっと懐かしい人もいる「ライフボート」だ。しかし筆者は同社からではなく、ときどき衝動買いをするジャストマイショップからのダウンロード購入だった。

入力が問題なければ即座に承認される

 ダウンロード購入を選択して決済すれば、メールでアクティベーションコードが送られてくるので、今は大型の外付けディスプレーを付けてデスクトップPCとして活用しているThinkPad 25と、モバイルのメイン機であるThinkPad X390の2台にダウンロード導入してみた。

すぐに、Air Live Drive ProのトップページにDropboxが追加されたことを確認できる。すぐに接続してD ドライブとしてマウントしたければ「接続する」をクリックするだけだ

 どうもダウンロード数の上限は3回で、Air Live Drive Proとしてフル機能を活用できるのは1つのアクティベーション コードで、たった1台のパソコンのようだ。ローカルドライブと同じようなクラウドストレージとして使えるAir Live Driveなら、複数のパソコンからのアクセスできることをベースコンセプトにしてほしい感じもある。

続いて、Google ドライブとOneDriveの2つを追加してみた。いずれもローカルドライブとしてドライブレターが割り振られて「接続する」がクリックされるのを待っている

 導入後最初の起動画面は、この手のツールらしく極めてシンプルで、出しゃばらずなかなか好感が持てる。まず行うべきは、自分の活用しているクラウドストレージをAir Live Drive Proに登録して、それを手元のパソコン内のHDD(C ドライブ)に続く追加のローカルドライブとしてマウントすることだ。

 筆者はまず2TBを契約している、Dropboxを登録した。Air Live Drive Proの起動画面の「+クラウドストレージを追加」をタップし、表示された20個ほどのクラウドストレージの中からDropboxを選択する。

 続いて表示される画面で、Air Live Drive ProとDropboxを紐付け(リンク)するためにDropboxにログインを行い、Air Live Drive ProがDropbox内のファイルやフォルダにアクセスすることを許可する。それだけですぐにDropboxは、ローカルドライブとしてマウントされる。

Dropboxに続いてGoogle ドライブを接続してみた。接続中のクラウドストレージのボックスにはローカルドライブを切り離す「切断する」が表示される

 筆者のThinkPad 25はC ドライブのSSDしか搭載していないので、Dropboxは自動的にD ドライブとなり、その後、続いて追加したGoogle ドライブとOneDriveは、それぞれE ドライブ、F ドライブとなりローカルドライブとしてマウントされる。

「起動時に自動接続」を選択しておけば、毎回個別に「接続する」をクリックする必要はなくなって便利だ。キャッシュサイズはアップロードやダウンロードのパフォーマンスを見ながら設定変更を行うとよいだろう

 各クラウドストレージは、「接続する」ボタンをタップすることで、マウント。「切断する」をタップすることでディスマウントを行える。実際に、ローカルパソコンのエクスプローラーで「デバイスとドライブ」を見てみると、SSDのC ドライブを筆頭に、D ドライブのDropbox、E ドライブのGoogle ドライブ、F ドライブのOneDriveとあたかもローカルディスクのようにクラウドストレージが並ぶ。

左上のアイコンをタップすれば、左縦列がアイコンだけのシンプルな表示と、操作の目的が文字で注釈される画面を切り替えることが可能だ

Air Live Drive Proが稼働している時は、パソコンのデバイスとドライブは内蔵HDDやSSDをC ドライブとして、クラウドストレージがそれに続くD ドライブ。E ドライブ、F ドライブとドライブレターが割り振られローカルディスクとしてマウントされる

 そこで、従来はなかなか面倒だったクラウドストレージ間のファイルの転送やコピーを、ローカルドライブ感覚でドラッグ&ドロップでやってみたが、9個の大きな画像ファイルのコピーも極めて簡単スムースだった。

実際にローカルディスク同士のファイルコピーのように、Google ドライブからDropboxの任意のフォルダにデジカメ写真を9枚ほどコピーしてみた

 処理の結果はクラウドストレージへの完了処理レポートにも、操作ログにも明快に記録されるので、ユーザーによる確認も簡単だ。

本当にローカルディスク同士のコピーのようにクラウドストレージ間のファイルコピーがスムーズにできた。これは便利だ!

 昨今、無料サービスで複数のクラウドストレージを所有しているユーザーは多いと思うが、筆者も含め、ともすればお手軽に手に入るクラウドストレージは、しばらくたつと「大きなゴミ箱」になっているケースが多い。Air Live Drive Proは、落ち着いたころを見計らって、クラウドストレージ間のデータの入れ替えや再配置をするには最適のツールかもしれない。

クラウド間コピーの成否はアップロード・ダウンロードのメニューを見ることで分かる

操作ログを見ることで実際の操作の詳細を知ることもできる

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン