小島監督が2つのギネス世界記録に認定!!「『DEATH STRANDING』World Strand Tour 2019 TOKYO」レポート

2019年11月11日 15時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

キャラクター愛や収録時のエピソードなど、ファンの知りたいことが語られた!

 さらに、会場に来られた一般来場者の方からの質問にゲストが答えるトークショウが実施された。質問が採用された人には『DEATH STRANDING』のポスター2枚が贈られた。「自分の演じたキャラクター以外にお気に入りのキャラクターはいますか?」という質問に、小島監督は全員だと答えた。

質問者に贈られたポスター

 一方、ゲストでは井上喜久子さん、水樹奈々さんの女性2人は、サムと一緒に道のりを歩む専用カプセルに入った胎児「BB」に癒されると意気投合。

母性本能をくすぐると、女性声優のお二人の意見は一致、BBの可愛さについて語った

 質問者の方はクリフを演じた俳優のマッツ・ミケルセンが好きとのこと。劇中にクリフが躍るシーンがあるが、それはもう1度見る方法があるという、マル秘情報も語られ、ファンは席に用意された「いいね」マークを掲げて盛り上がった。

 次に「以前から小島監督とお仕事をしてきたキャストの方々に質問ですが、これまで出演してきた作品と、収録で、今回は変わったなと感じたことはありますか?」という質問に、大塚明夫氏はセリフを吹き替える時に、オリジナルの俳優のセリフの長さ(波形)に、ピッタリと合わせる必要があったのが、とても大変だったと語った。

 また、大塚明夫氏への質問で「今回は出撃を見送る役を演じられていて、MGS(METAL GEAR SOLID)との違い、演じるうえで気を付けたことはありますか?」という質問に対しては、「ミッションの内容など、プレイヤーに伝えないといけないことが、何を言ってるわからないと困るので、ちゃんとわかりやすく、伝わることを常に心がけました」とのこと。その辺は、主人公を演じていた時との違いだそうだ。

質問者の方が「大塚さんの声が聞けて、すごく幸せなゲームだなと思いました」と伝えると、大塚明夫氏は「ありがとう、愛してるよ」と、ファンサービス精神たっぷりの返しを送った

 そのほか、マッツ・ミケルセンの大ファンの方からクリフの演技に関する質問、主人公サムの演じ方についてのオーダーなど、演技に関するコダワリ部分の話が語られた。

小島監督がギネス世界記録に認定!

 登壇者への質問の後、今度は小島監督が「Twitterのフォロワー数が最も多いゲームディレクター」、「Instagramのフォロワー数が最も多いゲームディレクター」として、ギネス世界記録に認定されたとして表彰された。

ギネス世界記録公式認定員の佐藤コーマ氏が登壇

 小島監督は2019年11月8日時点でTwitterの英語アカウントのフォロワー数が281万3385人、Instagramのフォロワー数が88万8539人になり、それがギネス世界記録として公式に認定された。

 そして、イベントは今回のイベントに参加された方々との記念撮影が行なわれた後、登壇者の締めの挨拶で締めくくられた。

独立され、前回の監督作品から4年が経過し、苦労したであろう小島監督への思いを組み、感極まった大塚明夫氏の言葉が印象的だった

また、小島監督へ井上喜久子さん、水樹奈々さんの女性ゲストの2人が花束を贈るサプライズも行なわれた

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