ラぺリングが仕様変更

R6S攻撃側新オペはスナイパー、新シーズンの詳細発表

2019年11月10日 18時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「OPERATION SHIFTING TIDES(シフティングタイド)」

 ユービーアイソフトは11月10日、愛知県国際展示場「AICHI SKY EXPO」で開催中の「レインボーシックス プロリーグ シーズン10 ファイナル in Japan」の中で、新シーズン「OPERATION SHIFTING TIDES(シフティングタイド)」について明らかにした。

新オペレーターとしてスナイパーが登場

 OPERATION SHIFTING TIDESでは、新オペレーターとして攻撃側の「Kali」と防衛側の「WAMAI」が登場する。

Kali

 Kaliは、インド出身の攻撃側オペレーター。メイン武器となるスナイパーライフル「CSRX3000」は、バリケードやハッチを一撃で破壊できるほか、胴体に1発当たるだけでダウン、もちろん頭であれば1発キルできる高い攻撃力を誇る。加えて、1発でバリケードやハッチの破壊が可能だ。その分、1発撃つごとにリロードが発生するため、発射レートはかなり遅い。また発射後弾道がみえるので、どの方向から撃ったかは敵にバレる可能性が高い。

強力なCSRX3000

胴体でも1発で負傷状態に

バリケードやハッチを一撃で破壊できる

 ガジェットであるアンダーバレルの「LV Explosive Lance」は、壁を強化するガジェットなどを破壊することが可能。THATCHERほどの範囲ではないものの、BANDITのショックワイヤーなどを壁の裏からでも破壊できる。強化壁の場合は、貫通させて裏側にあるガジェットを破壊でき、展開シールドは1撃で粉砕する。

範囲は狭いが、強化壁に穴をあけて裏側に設置してあるガジェットを破壊できるほか、THATCHERでは破壊できない展開シールドも破壊できる

 サブウエポンはC75 AutoとP226 Mk.25で、ブリーチングチャージとクレイモアが選択できる。スピードは2、アーマーは2で、CSRX3000の発射レートは遅いので、エントリーフラッガーにはあまり向いていない。しかし、とにかく1撃で敵を負傷状態にさせることができるCSRX3000の威力はすさまじい。

 ガジェットのLV Explosive Lanceは壁裏のガジェットを破壊できるため、THATCHERがBANされた状況などではかなり活躍しそうだ。また、スコープを覗きながらLV Explosive Lanceを撃ち込めるため、遠距離からのガジェット破壊もできる。ただし、THATCHERと比べると破壊できる範囲が狭いので、プレーヤーの技術が必要となる。

WAMAI

 WAMAIはケニア出身の防衛側オペレーターで、 敵の発射物を引き寄せるガジェット「Mag-NET システム」が使用できる。攻撃側のグレネードや弾薬型のガジェットをほとんど無効にし、逆に爆発させることで相手のプランを乱すことが可能だ。JÄGERのアクティブディフェンスに似ているが、破壊せずに爆発する点に差異がある。

ケニア出身のオペレーターで、Kaliの勧誘でナイトヘイブンに入隊

フリスビーのように投げて設置できる「Mag-NET システム」

攻撃側のグレネードや弾薬型のガジェットをほとんど無効に

 メイン武器は、AUG-A2かMP5K、サブウエポンはP12かRhino-40で、展開シールドか有刺鉄線が選択できる。Mag-NET システムは、LESIONのGu地雷のように、一定時間たつとチャージされるガジェットとなる。また、JÄGERのように設置するわけではなく投げて壁などにくっつけることが可能だ。なお、WAMAIもスピードは2、アーマーは2。

 ちなみに、WAMAIとKaliは、Kaliが率いる民間軍事組織「ナイトヘイブン」で出会い、WAMAIはナイトヘイブンにおいてKaliがもっとも信頼しているオペレーターとのことだ。

テーマパークがリワーク、明るくなり、鉄道駅は削除

テーマパークがリワーク

 OPERATION SHIFTING TIDESでは、マップ「テーマパーク」をリワーク。2階の鉄道駅が削除され、東西のセクションが近づくことになる。また、東側の1階も様々な変更を実施。ガーゴイルとお化け屋敷ダイニングの爆弾設置場所は、王座の間と武器庫に変更。加えて、アーケード入り口は封鎖され、ドラの間が新たな入り口となる。

 また、テーマパークは若干室内が暗い印象だったが、リワーク後は少し明るくなるという。鉄道駅を排したのは、マップのサイズが大きすぎるためで、CAVEIRAが隠れる場所を減らすのが目的とのことだ。

ラぺリングが仕様変更、終了時も決定可能に

ラぺリングに変更点

 また、細かいアップデートも実施。とくに注目したいのが、ラぺリングの仕様変更。今までは壁を登りきると自動的にラぺリングが終了する仕様だったが、新シーズンからは任意で終了を決められるようになる。ラぺリング開始時と同じキーを押せば、終了させることが可能。これにより、勝手にラぺリングが終了してしまうことがなくなる。

 今までスタングレネードなどでひるんだ敵の手に銃弾が当たると、頭には当たらずヘッドショットにならなかったが、新シーズンからは貫通するようになる。そのほか、オペレーターの価格の引き下げも実施する。対象オペレーターは、Hibana、Echo、Dokkaebi、Vigil、Zofia、Nomad、Kaid。

 OPERATION SHIFTING TIDESは、PC版テストサーバーで11月11日からプレー可能だ。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう