アジア最大級のIT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC 2019」が10月15日より始まった。
5GやWi-Fi 6など、新しい高速通信技術の展示も多く、バッファローも発表したばかりの最大転送速度4803Mbpsを実現する「WXR-5950AX12」などを展示していた。
WXR-5950AX12は、4803Mbpsの無線LANの他、現在主流のギガビットLAN(1000BASE-T)の10倍となる10Gbps(10GBASE-T)のLANを2ポート備える。
会場では実際に10Gbps対応のLANアダプターを接続したバラック組みのPCと、WXR-5950AX12を有線LANで接続した際のデータ転送デモが行なわれていた。
また、GPUにGeForce RTX 2070 SUPERを採用したGALAKURO GAMINGのビデオカード「GG-RTX2070SP-E8GB/DF」を搭載した8K対応PCとWXR-5950AX12を接続し、YouTubeの8K動画を再生。通信に優先順位を付けて特定のパケットの実行速度を落とさないアドバンスドQoSの比較デモなども行なわれていた。
WXR-5950AX12のアンテナの中も見える状態で展示されていた。WXR-5950AX12のアンテナは、5GHzシングルバンドアンテナと、2.4GHz/5GHzデュアルバンドアンテナが組み合わされた「デュアルスタックダイポールアンテナ」で、80MHz幅×8ストリームまたは160MHz幅×4ストリームで最大4803Mbpsの速度を実現する。
また、ブースにはすでに発表済の2.5GbE対応スイッチングハブ「LXW-2G5」と、2.5GbE対応USB用LANアダプター「LUA-U3-A2G」と共に、未発表の10/2.5GbE対応スイッチングハブ「LXW-10G2/2G4」も参考出品していた。
さらに、親機と中継機を相互につなげてネットワークを構築するメッシュネットワーク対応したAirStation connect「WTR-M2133HP/E2S」と、未発表のコンセントに直接接続できるAirStation connect専用の中継機「WEM-1266WP」も参考出品されていた。
この連載の記事
-
第5回
PC
こいつ動くぞ!?CEATECでMS講習コースやガンダムのVR映像などをバンダイナムコが展示 -
第4回
PC
ドコモとKDDIの5Gスマホ、シャープ120型8K液晶をCEATECで体験 -
第3回
PC
QDレーザ新モデル「RETISSA Display II」をCEATECで体験した! -
第2回
PC
CEATEC 2019で5G社会を先取り体験、注目スタートアップから大手の新事業まで -
PC
CEATEC 2019レポート(INDEX) - この連載の一覧へ