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ウエスタンデジタル、産業グレードのAI、ML、IOTアプリケーション向け高耐久性ストレージソリューションでインダストリー4.0への移行を促進

ウエスタンデジタル
2019年09月20日

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ウエスタンデジタル
さまざまな環境で成長する、スマートファクトリーやIoTデバイスが恩恵を受ける、高信頼性、低消費電力ストレージソリューション





iNAND EM132 Industrial XI
ハイライト
・ ウエスタンデジタルの産業グレードストレージソリューションのポートフォリオは、高耐久性と低消費電力が必要とされるインダストリー4.0スマートファクトリー環境とIoT、IIoT(産業用IoT)デバイスを実現します。
・ リムーバブルストレージソリューションは、高温、多湿、振動など、過酷な環境下で動作する幅広い産業用
およびIoTデバイスにとって最適化されています。
・ iNAND(R) IX EM132 EFDは産業用およびIoTデバイス向けに高信頼性64層3D NANDテクノロジーを用いて開発されたウエスタンデジタル初のe.MMC EFDです。

ウエスタンデジタル(NASDAQ:WDC)は本日、多様なIoTデバイスを含む、スマートで先進的な製造環境に於いて拡大する顧客ニーズに対応する高耐久性ストレージソリューションについて、新しい製品ポートフォリオを発表しました。この新製品群は、高耐久性3D NANDをさまざまなフォームファクタで展開され、エッジコンピューティングゲートウェイ、ロボット工学、医療、検査/監視、および産業用人工知能(AI)や機械学習(ML)アプリケーションのシステム設計者、およびIoTシステムの設計者向けに、産業市場ソリューションを提供します。

インダストリー4.0と産業用ストレージ
インダストリー4.0として知られる産業革命の第4波は、産業用デバイスを接続し、企業がIoTデバイスおよびコンピューター制御システムからネットワークデータを利用できるようにします。このデータにAIとMLを適用すると、完全に自動化されたスマートファクトリーやスマートシティなどの構築に役立てることができます。

ウエスタンデジタルのデバイスグループでシニアディレクターを務めるOded Sagee(オデッド・サギー)は次のように述べています。「より多くの産業用アプリケーションとデバイスがAIおよびMLアルゴリズムを適用して、リアルタイムの実践的な洞察を獲得するにつれて、汎用性と耐久性のあるストレージソリューションの必要性が高まります。ウエスタンデジタルの産業グレードストレージソリューションは、ロボット、ゲートウェイ、AI対応デバイス、エッジコンピューティング製品、ドローンなどのIIoT機器に不可欠な高耐久性、低消費電力、高信頼性を提供します。」

ウエスタンデジタルの産業用ストレージ製品は、高温、多湿、高高度、振動などの過酷な環境下で動作する必要がある機器に最適なソリューションです。これらのソリューションは、より多くのデータをより長い期間保存する能力を提供します。

ABI ResearchのプリンシパルアナリストであるRyan Martin(ライアン・マーティン)氏は次のように述べています。「インダストリー4.0とは、その全てがデジタル対応であり、データ駆動型であることを表しています。 これは、エッジとクラウドの資産全体に新しいテクノロジーとコンピューティングサービスを同時に導入して、生産性を高め、新しいビジネスモデルを創造し、より迅速に革新することを意味します。これらのテクノロジーには、高度な分析とAIから拡張現実、デジタルツイン、IIoTプラットフォームまでのすべてが含まれており、一体となって製造セクターのコアニーズに応えます。」

ウエスタンデジタルの産業用およびIoT市場向けに構築された64層3D NAND e.MMC
ウエスタンデジタルのiNAND IX EM132 EFDは、産業用およびIoTデバイス向けの信頼性の高い64層3D NANDテクノロジーで構築された、当社初の3D NAND e.MMCです。
iNAND(R) IX EM132 EFDは、-25℃から+85°C(-I)および-40°Cから+85°C(-XI)の動作温度範囲をサポートします。EM132 EFDの設計寿命は2D NANDの製品よりも延長され、最新のオペレーティングシステム、センサーフュージョン、および機械学習を搭載した産業用および民生用アプリケーションに対して、増大された容量を提供します。また、厳しい産業用ワークロード向けに設計された豊富な機能セットも搭載されています。これらの機能には以下のものが含まれます。
・ 先進のヘルスモニタリング
・ 発熱管理
・ スマートパーティショニング
・ 自動および手動のリードリフレッシュ
・ 堅牢な電源管理
・ JEDEC規格対応のデータリテンション

Data I/Oの社長兼CEOであるAnthony Ambrose(アンソニー・アンブローズ)氏は、次のように述べています。「IoTおよびIIoTは、高い信頼性を必要とするミッションクリティカルなアプリケーションを推進します。これらのデバイスを製造する際に必要な、高品質なプログラミングプロセスと組み合わせた高品質のストレージソリューションは、アプリケーション全体のパフォーマンスにとって極めて重要です。Data I/Oは、ウエスタンデジタルと連携して、当社のLumenX(R)プログラミングプラットフォーム上でiNAND IX EM132をサポートし、ミッションクリティカル製品の適正動作を保証するために必要となる、高耐久性と高信頼性のストレージを提供します。」

産業用およびIoT市場用の高耐久SDカードおよびmicroSDカード
ウエスタンデジタルの新たな産業用IX LD342 SDカードおよびIX QD342 micro SDカードは、OEM、ディストリビューター、リセーラー、インテグレーター、および産業システム設計者に大きな柔軟性をもって、急成長する産業用アプリケーションに高い耐久性を提供します。
・ ウエスタンデジタルの最新の3D NANDテクノロジーを活用
・ 16GB~512GBの容量を提供
・ 高耐久性(3,000P/Eサイクル)を長いライフサイクルで提供
・ 必要に応じて残りの耐久性を測定し、カードをプロアクティブにケアするサービスを提供するカードヘルスモニターを含む

詳細については、当社のWebサイトをご覧ください:https://www.westerndigital.com/ja-jp

■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造します。データインフラストラクチャーのリーダーとして、かつてなく多様化するデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルは、Western Digital(R)、G-Technology™、SanDisk(R)、およびWD(R)のブランドでデータ・セントリック・ソリューションを展開しています。

(C) 2019 Western Digital Corporation or its affiliates. All rights reserved.

Western Digital, the Western Digital logo, iNAND IX EM132, IX LD342, and IX QD342 are registered trademarks or trademarks of Western Digital Corporation or its affiliates in the U.S. and/or other countries. All other marks are the property of their respective owners. Product specifications subject to change without notice. Pictures shown may vary from actual products. Not all products are available in all regions of the world.

Forward-Looking Statements
This news release contains certain forward-looking statements, including the expected availability, benefits, capabilities, capacity, performance and/or other features of the Western Digital IX LD342 SD card, IX QD342 microSD cards as well as an iNAND IX EM132 branded products. There are a number of risks and uncertainties that may cause these forward-looking statements to be inaccurate including, among others: changes to specifications from standards organizations, volatility in global economic conditions; business conditions and growth in the storage ecosystem; impact of competitive products and pricing; market acceptance and cost of commodity materials and specialized product components; actions by competitors; unexpected advances in competing technologies; our development and introduction of products based on new technologies and expansion into new data storage markets; risks associated with acquisitions, mergers and joint ventures; difficulties or delays in manufacturing; and other risks and uncertainties listed in the company's filings with the Securities and Exchange Commission (the "SEC"), including the company's most recently filed periodic report, to which your attention is directed. You should not place undue reliance on these forward-looking statements, which speak only as of the date hereof, and the company undertakes no obligation to update these forward-looking statements to reflect subsequent events or circumstances.

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