動作は快適。電池持ちもヨシ
OSはAndroid 9、CPUは最新のSnapdragon 855を搭載。メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GBとハイエンドモデルのトレンドを抑えている。。
スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「355775」とハイエンドに相当するスコアを記録。使っていて動作が遅くなることはありませんでした。
バッテリー容量は、3200mAh。電話やメールなど普段使いなら外出先で電池切れになる心配もなく、余裕で使えるはず。ゲームや動画も楽しむヘビーユーザーであれば、モバイルバッテリーがあると安心かと思います。また、Qi規格(11W)のワイヤレス充電に対応している点は、見逃せないうれしいポイントです。
便利機能としては、本体右側面に搭載する「アシスタントキー」があります。短押しと長押し、2回押しで使い分けができ、Googleアシスタントを呼び出したり、カメラを起動したりできます。また、カメラ起動時はシャッターボタンとしても使えます。
また、Rシリーズでは初めてステレオスピーカーを搭載しています。Dolby Atmosにも対応するため、ゲームや動画などで立体感ある音響が楽しめます。若干こもる感じはしますが、バランスは取れていると感じました。
その他、防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)性能を備えます。おサイフケータイ、フルセグ/ワンセグにも対応します。
ディスプレーの美しさは圧巻
あるとうれしい機能も詰まっている
1週間使っていて感じたのは、ディスプレーの美しさ。これまで数機種のハイエンドスマホをレビューしてきましたが、AQUOS R3の表現力がもっとも優れているように感じました。特に澄んだようなクリアなトーンは他機種になく、似ていても青白くなるものが多いのですが、AQUOS R3はクリアでありつつ色彩を鮮やかに表現するので、美しさが損なわれません。動画視聴やゲームが一層楽しめるはずです。
だからこそ、指紋センサーを背面に搭載してほしかったとも思います。置いたままロック解除できるのも便利なので難しいところなのですが…。
独自機能のカメラも魅力の1つ。基本は動画撮影で静止画はAIにまかせるという新しい使い方ができそうです。防水・防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電など便利機能が「全部入り」なのもうれしいところです。
スタンダードな見た目で、便利機能を一通りおさえつつも、実はディスプレーの美しさや独自のカメラ機能などとんがった部分を持ったAQUOS R3。一度手に取って、その個性を体験してみてください。
シャープ「AQUOS R3」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 6.2型Pro IGZOディスプレイ(19.5:9) |
画面解像度 | 1440×3120 |
サイズ | 約74×156×8.9mm |
重量 | 約185g |
CPU | Snapdragon 855 2.8GHz+1.7GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) |
OS | Android 9 |
最大通信速度(下り/上り) | 1576Mbps/131.3Mbps(NTTドコモ) 1Gbps/112.5Mbps(au) 988Mbps/37.5Mbps(ソフトバンク) |
VoLTE | ○(HD+) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ | アウト:約2010万画素(動画、F値2.4)+約1220万画素(静止画、F値1.7) /イン:約1630万画素(F値2.0) |
バッテリー容量 | 3200mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
Qi | ○(11W) |
カラバリ | プラチナホワイト、プレミアムブラック ラグジュアリーレッド(ドコモ) ピンクアメジスト(au) エレガントグリーン(ソフトバンク) |

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