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T教授の「戦略的衝動買い」 第544回

“なんちゃってニキシー管”の「Gixie Clock」を衝動買い

2019年08月21日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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ニキシー管では表示できない
オレンジ以外の表示も実現できる

 3つのコントロールスイッチを操作することで、時刻合わせ以外に、従来のニキシー管の鉄板イメージであるオレンジ系の発色以外に、従来のニキシー管ではとても表現できなかったカラフルな色やそのコンビネーションを実現できる。

Gixie Clock前面のスイッチ操作でさまざまなカラーバリエーションを選べる

 Gixie Clockは、170Vほどの高電圧でやっと実現していた従来のニキシー管的な温かい発色を、5V程度の低電圧でなんちゃって実現したガジェットだ。ノスタルジックなユーザーにも、従来のニキシー管の枠にとらわれずにまったく新しい発色のなんちゃってを実現したい人にとってもおもしろいガジェットだ。

 これからこのGixie Clockを手に入れたい人は、国内の二番三番煎じのなんちゃってクラウドファンディングで予約購入するか、現在Indiegogoでバッカーを募っているスマホとBluetooth接続して各種コントロールが楽しくできる、Gixie Clockの第二世代を狙うかのどちらかだろう。

 Indiegogoなら、初代Gixie Clockの2番煎じを国内で予約するより安い値段で、スマホとBluetooth接続できる第二世代の「BLE Gixie Clock」が手に入る。

今ならたった1万6000円で、Bluetooth無線でスマホからGixie Clockを操作できる第二世代の「BLE Gixie Clock」をバックできる

今ならたった1万6000円で、Bluetooth無線でスマホからGixie Clockを操作できる第二世代の「BLE Gixie Clock」をバックできる

 たとえコミュニティとのやり取りが苦手な英語オンリーでも、今やGoogle翻訳機能だけでも十分だ。そんなことより「ええっ! またトラブルで出荷が遅れるの!?」と気をもむ楽しさも無料で付いてくる。

 もちろん、どんなに出荷が遅れても、御本家のクラウドファンディングの方が、国内のなんちゃってクラウドファンディングより先に最先端のガジェットを手に入れることができる。そのぶん、ドヤ顔の期間を長く楽しめることも確実だ。

洋風、和風を問わず、インテリアとして抜群のエッセンスとなるGixie Clock

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「Gixie Clock」
・購入:Indiegogo
 ※現在バッカー募集中の2nd ジェネレーション
  「BLE Gixie Clock
・購入価格:69ドル(別途送料:10ドル)


T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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