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フル充電すれば1週間は余裕で使えるバッテリー性能

運動したくなるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」

2019年08月19日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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ワークアウトの種目も充実している

スポーツがしたくなるような工夫も◎

 また日々のトレーニングを記録する「ワークアウト」も充実している。選択できる種目は「ランニング」や「ウォーキング」「ランニングマシン」といったものから「ハイキング」「クロスカントリー」など「自由訓練」も含めて全部で12種類。

 最新モデルでは「トライアスロン」も追加されているが、これは12月発売モデルもアップデートで対応する。ただしケースには耐塩水性能はないため、海での使用はできない。

経過した時間やペースなどひと目でわかる

 「ウォーキング」でテストしてみたところ、トレーニング時間や移動距離、歩数のほか、心拍数や消費カロリーなども表示。「心拍数」が大きく表示される画面など複数のパターンで用意されており、上下のスワイプで切り替え可能。チェックしたい項目が見やすい画面に切り替えておくと、走りながらでも視認しやすい。

画面をスワイプすると、心拍数だけを表示することもできる

 また運動の強度もインジケーターでわかりやすく表示。歩き始める前や止まって休止している状態だと左下の青い「ウォーミングアップ」を指し、歩き始めると緑の「脂肪燃焼」を指す。さらにここからランニングを始めると、黄色の「有酸素持久力」となり、ペースを上げるとオレンジの「無酸素持久力」。そしてハイスピードで走り始めると赤の「最大」となる。「有酸素持久力」で走りたいのに「無酸素持久力」になっていたら、ちょっとペースを落とそうなど、ディスプレーをみるだけで、どんな状態のトレーニングをしているのかがわかるので便利だ。

走り始めは青い表示

歩き始めると緑色の「脂肪燃焼」に

さらにペースを上げると、黄色の「有酸素持久力」に

それよりもペースを上げると、オレンジの「無酸素持久力」になる

筆者が全力で30秒ほど走ったところ、「最大」になった

 もちろんスマートフォンの「HUAWEI Health」から、詳細なデータもチェック可能。トレーニングルートをマップ上にアニメーションで表示する機能もあり、ログを見ているだけでもかなり楽しい。筆者はあまり運動が好きではないが、これならちょっと走ってみようかなという気にもなる。

詳細なルートが後からチェックできるので楽しい

睡眠の内容がわかるだけでなく睡眠改善のアドバイスもしてくれる

 睡眠データが取得できるのも◎。睡眠の質は「目が覚めた」「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」の4パターンで、それぞれどれくらいの時間かがわかる。

 さらに取得したデータを元に睡眠改善のアドバイスなども提示してくれる。睡眠中に装着していてもバッテリーはあまり消費しないので、充電をあまり気にせずログが取れるのもポイントだ。

 通知機能などスマートウォッチに必要な機能はしっかりとおさえていながら、普通に使っていても1週間以上はもつ高いスタミナ性。さらに日々の生活やトレーニングをキッチリと記録できる機能もある「HUAWEI WATCH GT」。

 価格も実売価格で2万4500円前後と手頃でコストパフォーマンスは高い。バッテリー消費の問題で一度はスマートウォッチを諦めてしまったようなユーザーに是非試してもらいたい。

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