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新車を買った情報2019 第22回

マツダ ロードスターRFのエンジンに未来を感じる

2019年07月06日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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未来の名車がいまなら新車でお買い得

 いずれにしても電気の靴音がカツカツカツと高まりつつある今、思い起こすのは、前世紀末のクラシックカメラブームであります。もうすぐカメラもデジタルへ置き換わる、メカニカルなカメラを楽しむなら今しかないとばかりに、私も散々買ったり売ったりいたしました。

 クルマの世界でもすでに旧車が人気のようでして、昔の国産スポーティーカーには目が飛び出るほどの値が付いております。これも近未来を予感してのことでしょうか。

 でも、今ならガソリンエンジンのロードスターが、ミントコンディションで買える。しかも燃費も含めて維持費も安い。これは間違いなくお買い得であります。さあ、そう言って奥さんやガールフレンドを説得しましょう。

オイル交換も楽しみのうちと思いたい

 さて、こうして書いている間に、オイルを交換しました。プロが言う理想の交換時期は「替えても替えたことがわからない程度のタイミング」だそうであります。なるほど! とつい納得してしまうわけですが、これはシュレーディンガーのなんとかみたいな話でありまして、結局のところ替えてみるまでわからない。

 そこで私はメーカーが想定するシビアコンディションに則り、納車から6ヵ月、走行約7500kmで、オイルフィルターとともに交換いたしました。最近の車屋は初回1000kmで替えろとも言いませんから、取説的にはこれが最短のインターバルであります。

 氷点下10度以下の冷間始動を毎日のようにやりましたから、よほど劣化が進んでいたのでしょう。交換した途端に、エンジンは静かに軽く吹き上がるようになりました。気持ちがいい、でもヤバかった。そんな感じであります。

 ちなみに新しいオイルは、ルブテックのINDY Ultima。普段お世話になっているお店の在庫品で、粘度は0W-30、ベースオイルはVHVIとオレフィン系ということで、普段使い用としては上等なものでしょう。果たしてこれはどれくらい持つのでしょうか。

 それではまた。

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