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働く!おすすめ周辺機器レビュー 第2回

HyperX「Cloud Revolver S」でワタシの耳ステータスが激上がり

PS4ですぐ使える高性能ゲーミングヘッドセットが凄い!

2019年06月25日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●アスキー編集部

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ドン勝ならぬ監督官を目指してポストアポカリプスな世界を駆けるワタシ。ゲーミングヘッドセット「Cloud Revolver S」は福音となるか!?

PS4で使えるサラウンド効果ありのヘッドセットが欲しい!

 相も変わらずPlayStation 4(以下PS4)をメインにしてゲームを楽しんでいる筆者なのだ。しかしこのところ、家庭用ゲームにおいては多数のユーザーが参加するPvPやPvE要素が当然のように盛り込まれることが多い。バトルロイヤル系のゲームもまたしかりだ。「PUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)」はもちろん「フォートナイト」やら「Apex Legends」に手を出してはみるがまあ勝てない。

 PCでプレイしているなら、PvPやPvE、バトロワといったゲームで「勝ちたい!」と思えば、ハードウェアを中心としていろいろと強化できるポイントはあることと思う。しかしコンソール機であるPS4となれば、己の腕を磨くしか勝利の道しるべはないのか……と思っていた。

 しかしそこに1つの光明が見えた。ヘッドフォンおよびマイクの強化、なのである。PvPやPvEで重要となる索敵の要素の1つに「音」がある。自分の周囲のフィールドを歩き回るほかのユーザーやクリーチャーは、ステルス行動していても多少の音を出す。つまり、サラウンド効果のある高性能なサウンドシステムをPS4に接続すれば、敵プレイヤーの方向や距離などを聞き分けることで有利に立ち回れるのではないか? と思い至ったのだ。

か、勝てない……(瞳孔全開)

 また、チーム戦やCo-opプレイの場合は、マイクによる明瞭な音声によってチームメンバーと的確なコミュニケーションを図れるハズ。……かといってアンプやらスピーカーやらを追加して爆音で索敵およびコミュニケーションするというのも現実的ではない。家族と共に暮らすマンションの片隅で極力静かにプレイする日々なのだから、ここはやはりヘッドフォンおよびヘッドセットを使うというのが当然だろう。

 ……となれば、よしここはヘッドセットに期待! ということで食指を伸ばしたのが、PS4に対応してユーザーの評価も高い「HyperX」ブランドのゲーミングヘッドセット「Cloud Revolver S」だったのだ。

PS4とUSB接続すればバーチャルドルビーサラウンド7.1chが!

 やや前置きが長くなったが、まずはCloud Revolver Sの特徴について触れよう。

「Cloud Revolver S」。ヘッドセット本体とオーディオコントロールボックス(写真右下、ケーブルの途中に接続されている小物)のセットだ

 Cloud Revolver Sは、PS4に差すだけで「バーチャルドルビーサラウンド7.1ch」を味わえるヘッドセットである。そのサラウンド効果は、先に挙げたような周囲の索敵に十分対応できると予測。これは、Cloud Revolver Sに付属する「サウンドカード内蔵USBオーディオコントロールボックス」のおかげである。

 ヘッドセット本体のインターフェイスは3.5mmのステレオミニプラグだ。つまり、PS4のコントローラーに設けられているヘッドセットコネクタに接続するだけでも利用できる。ただしその場合、サラウンド効果はなくステレオヘッドセットとして稼働する。

 しかしUSBオーディオコントロールボックスをPS4のUSBポートに接続し、ヘッドセット本体のステレオミニプラグをUSBオーディオコントロールボックスに接続すれば、高音質なバーチャルドルビーサラウンド7.1chを味わうことが可能となるのだ!

 なお、オーディオコントロールボックスにはドルビーサラウンドのオン/オフ切り替えボタン、マイクのミュートボタン、サウンドとマイクの音量調節ボタンが搭載されており、状況に応じたヘッドセットの操作が可能だ。

サウンドカードを内蔵したオーディオコントロールボックス。本体上部にステレオミニプラグを挿せる端子あり

ヘッドセットを物色し始めた本当の理由

 2019年6月10日、筆者が2018年11月から地味に地味にプレイし続けているポストアポカリプス系オープンワールドRPG「Fallout 76」に、バトルロイヤルモード「Nuclear Winter」が追加されたのだ。

 もちろん、今までもゲーム中は対人戦が可能ではあったが、それほど重要視していなかった。しかしバトロワとなれば話は別だ。しかも先に挙げたようなバトロワ系ゲームは、どうも世界観になじめなくて没入できないという面もあった。

 しかしFallout 76の世界でのバトロワとなれば話は別だ。筆者としてはバグゲーだ有料βゲーだと蔑まれながら半年以上もプレイしてきたのだ。世界観もマップも武器や防具のたぐいも慣れ親しんでいる。これは勝ちたい!

 というわけで、血眼になって探し始めた次第。期待してるぞ、Cloud Revolver S

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