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新車を買った情報2019 第19回

マツダ ロードスターRFは意外と真っ直ぐ走れる

2019年06月15日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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雑念と戦うのがつらい

 気になっているのは、スタッドレスのBLIZZAK VRX2から、純正装着タイヤのPOTENZA S001に履き替えて、乗り心地と直進安定性が悪化したことであります。純正サイズの205/45R17に対して、スタッドレスは195/55R15。タイヤの幅や偏平率も関係しているでしょう。

 POTENZAはタイヤの側面が硬く、道路の継ぎ目や不整をドスッ、コツコツと伝えてきますが、これはさほど不快には感じません。ただ、ステアリングが中立から微妙にずれた状態でも、そのまま走り続けようとするので、微妙に戻してやらなければならない。車輪には自然に中立位置へ戻ろうとする力が働くものですが、その力がタイヤのグリップに負けているような感じであります。

 だから疲れるというほどのものではありませんが、ちょっとつらい。ここはスタッドレスの方が良かった、もっとタイヤが細ければいいだろう、コンフォート系のタイヤだったらどうだろう、だったらホイールも変えちゃおうかな、などといった雑念が続々とわき続けて精神衛生的につらいわけであります。

 ところが山坂道へ行くと、このPOTENZAが頑張ってくれますから、また困ってしまうんですねえ。というわけで次回は、ついに「いつもの山坂道」であります。

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