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Office付属・Core i7搭載! 14型万能モバイルノートPC「SF314-56-N78U/SF」実機レビュー

2019年06月12日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトラショータ

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基本性能はかなり高め
やはり消費電力の低さは優秀

 それでは、SF314-56-N78U/SFのパフォーマンスを確認すべく、まずは総合ベンチマークソフトウェアである「PCMark 10」(Version 2.0.2106)の結果から見ていこう。

PCMark 10テスト実行時のスコアー

 今回は、無償版でも利用できるPCMark 10“無印”を実行した。すると、SF314-56-N78U/SFはEssentialsのスコアーが8405とスバ抜けて高いが、このテストグループでは、アプリケーションの起動やWebブラウジングといったテストが行われる。つまり、SF314-56-N78U/SFの基本性能は、かなり高いと言ってよいだろう。また、ビジネスアプリケーション性能を測るテストグループであるProductivityのスコアーも高く、こちらはCPUの動作クロックの高さが活きた格好だ。

アイドル時とPCMark 10実行時の消費電力

 続いて、PCMark 10実行時と、30分間放置した状態のアイドル時における消費電力を「Watts up? PRO」で計測してみた。なお、バッテリーはフルに充電した状態でテストを実施したので、充電に伴う電力消費はないものと判断している。すると、SF314-56-N78U/SFは、PCMark 10実行時でも47Wとかなり低い消費電力を実現。アイドル時にいたっては7Wと、消費電力の低さは注目に値する。

「ffmpeg」(Version 4.1.3)の変換時間

 さて、Motion JPEG形式で時間が7分25秒、ビットレートが437Mbpsの動画ファイルを用意し、「ffmpeg」(Version 4.1.3)を用いて、H.264/AVCとH.265/HEVCへそれぞれトランスコードする際に要した時間を測定してみた。すると、負荷の高いH.265/HEVCでは時間を要してしまうものの、広く使われているH.264/AVCでは45分ほどと実用的な結果を示しており、動画のトランスコード用途でもSF314-56-N78U/SFは十分なパフォーマンスを発揮すると言える。

CrystalDiskMarkの実行結果

 最後に「CrystalDiskMark」(Version 6.0.2)を実行した結果を示すが、さすがにSSDだけあって読み出しも書き込みもどちらの数値も高い結果となった。とくに、マルチキューおよびスレッド性能を示すSeq Q32T1のスコアが高く、多くの画像ファイルをかなり早く読み出すことができそうだ。

MS Officeが付属しビジネス用途でも抜かりなし
価格も抑えめでコストパフォーマンスは抜群

 以上のテスト結果からもわかるとおり、SF314-56-N78U/SFはコンパクトなサイズながらも、かなり高い性能を備えたノートPCであることがわかる。MS Officeも用意されているので、外出先へ携行するビジネス用途でもSF314-56-N78U/SFは重宝するのはもちろんだが、移動中に動画の編集や書き出しを行うといった用途でも、SF314-56-N78U/SFが大活躍することは間違いない。価格も10万円台前半と非常にリーズナブルで、ビジネスや動画にと幅広い用途で使いたいと考えているユーザーにオススメの1台である。

MS Officeも用意されているので、ビジネス用途でも抜かりはない

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