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Core i9-9900KのOC状態を巨大な360mmラジエーターが強力に冷やす!

Core i9全コア5GHz動作をひと足先に「G-Master Hydro Z390 Extreme OC」が実現!

2019年06月11日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

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Fractal Designの「Define S2 TG」を採用した端正なデザイン

 ケースは、シンプルなデザインが特長となるFractal Designのミドルタワーモデル「Define S2 TG」を採用。このケースは今年の1月に発売されたもので、強化ガラスサイドパネルの採用、直線的なエアフローによる通気性、一般的な拡張ベイを排除して内部を広々と使えるといった特長がある。

ミドルタワーながらも内部が広く、大型パーツも組み込みやすい。前面に360mmラジエーターを装着できるのも、このケースの特長だ。

 前面上部には電源ボタンと各種インターフェースを装備。よく使うUSBやヘッドホン端子などにアクセスしやすくなっている。ミドルタワーモデルではPC本体を床置きすることも多いだけに、上面にこういったインターフェースが用意されているというのは便利だ。

インターフェース類は、前面の上部に装備。奥の方にみえるスリットは、ケース上面に設けられた吸排気口だ。

 前面が黒いパネルでふさがれているように見え、吸気しづらいのではないかと思ってしまうが、このすぐ横に大きく吸気口が設けられているため、その心配は不要だ。このパネルのおかげで内部の騒音が前面に届きにくくなっており、静音性の面でむしろメリットが大きい。

 吸気口は底面にも装備されていて、前面吸気だけでは足りないとしても問題ないようデザインされている。ただし、底面吸気はホコリを吸い上げやすいという問題がある。これを解決するため、Define S2 TGでは吸気口に大きなフィルターを標準装備。掃除がしやすいよう、本体を持ち上げなくても簡単に着脱できるようになっているのがうれしい。

底面全体をフィルターで保護。PC内部へのホコリの侵入を防いでくれる。前面から簡単に着脱できるため、掃除も楽だ。

 一見するとドライブベイが全くなく、ミドルタワーだというのにストレージの増設ができないように思えてしまうが、ドライブベイはマザーボードの裏側、逆の側面に隠すように配置されている。内部が見えるガラス側面ケースではケーブルの配線が目立ってしまうが、ストレージを完全に隠せるこの構造なら、無駄なケーブルが一切表に出てこないというメリットがある。

ガラスとは逆の側面を開けたところ。3.5/2.5インチ共用ベイが3つ、2.5インチ専用ベイが2つ用意されている。

 ちなみにこのドライブベイが隠されている側のパネルには、内側に高密度の防音素材が貼られている。これによりパネルの振動が抑えられるほか、多数のHDDを搭載した場合でも騒音が漏れにくくなっているわけだ。冷却性重視のケースでは静音性がおろそかになりがちだが、こういった点までしっかりと配慮されている。

側面パネルの内側に、高密度の防音素材を装備。振動を押さえ、騒音が外部に漏れにくくなるというメリットがある。