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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第178回

米軍払い下げのウォータージャグをもらっちゃいました

2019年05月12日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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UC500というモデルで19.9L入ります

 よく軍用品に書かれている米国政府の物品管理番号――NSNは見当たりませんでした。軍用品といったら専用に設計されたものというイメージですが、民生品も多く使われています。フードコンテナもNSNなどがなかったのですが、このウォータージャグも民生品をそのまま流用しているようです。

底面にUC500という型番が刻印されていました

 ひっくり返してみたら底に刻印がありました。

 ちょっと見にくいですが、
CAMBRO
HUNTINGTON BEACH, CAv MADE IN USA
UC500
となっています。

 CAMBROはメーカー名でHUNTINGTON BEACH, CAは所在地のカリフォルニア州ハンティントンビーチ、UC500が型番のようです。

 調べてみるとCAMBROのサイトに確かに載っていました。ここまでウォータージャグと書いていましたが、CAMBROでの呼び方は「INSULATED BEVERAGE SERVERS」。キャンプだと料理や手洗いに使う水を入れることが多いですが、いろいろな飲み物を入れるドリンクサーバーという位置付けです。

 UC500はULTRA CAMTAINERSというシリーズで、3つあるサイズの真ん中のモデルでした。容量は5 1/4ガロン、19.9 L。

19.9L入ります

 スペック表では1杯7オンス、210mLとして96杯ぶん入るとなっていましたが、210mLで割ると95杯弱しかありません。もう少し正確に言うと7オンスは約207mLなので、それなら96杯ぶんになります。

 サンドイエローっぽい色がいかにも最近の米軍という感じだったんですが、これはコーヒーベージュという色で、米軍独自のものではありませんでした。

 サイズは蛇口を正面として30(W)×42.5(D)×68(H)cmあるので結構場所をとります。重さも空の状態で8.6kgとかなりの重量級。満タンにしたら28.5kgにもなります。運ぶには台車がほしい重さですね。

 ボディーの周囲が分厚いのは断熱材が入っているためで、熱い飲み物も冷たい飲み物も4時間以上の保温が可能となっています。

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