このページの本文へ

業界人の《ことば》から 第342回

パナソニックがリノベーション需要対応の施設オープン その狙いは

2019年05月09日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

学んでもらう場にしたい

 そして、3つめが「ショールーム」ではなく、「ミュージアム」と呼ぶことだ。

 「リノベーションの場合は、自身がどんな空間にしたいか、どんな暮らしをしたいのかといったことを、客観的に認識していないケースがほとんどである」と前置きし、「これまでのような、お仕着せの片側通行の提案ではなく、自らが望んでいることに気がついて、これを具体的な形にするために、さまざまなことを学んでもらう場にしたい。

 そして、一度だけでなく、繰り返し訪れることで、暮らしをアップデートしていただける場にしてもらいたいという狙いから、ミュージアムと呼んだ」とする。

 パナソニックのイメージキャラクターを務めるムロツヨシさんと、石田ゆり子さんも、TOKYO リノベーション ミュージアムを見学。

 実際に、タッチパネルを使った診断ツールのライフ・ファインダーを体験した石田ゆり子さんは、結果が「ヴィンテージが似合う趣味人タイプ」となったのを見て、「私が憧れる部屋が提案された」と驚き、「TOKYO リノベーション ミュージアムで理想の暮らしを見つけてほしい」とした。

 また、ムロツヨシさんは「リノベーションをしようと考えている人にとっては勉強になる場所であり、学ぶことができ、知ることができる。ヒントを発見してほしい」とコメントした。

カテゴリートップへ

この連載の記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ