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レーシングギアの試着もOK!

オートバックス東雲のリアルシミュレーターでレースカーを体験!

2019年05月01日 15時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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クルマで来てシミュレーターを体験できるのはココだけ!

 オートバックスの担当者に話を聞くと「A PITオートバックス東雲は、昨年11月にリニューアルオープンしたのですが、クルマ好きの人にとって目玉になるものは何かないかと考えた時に、ドライビングシミュレーターという案が出ました。そこで色々と試した結果、機材の内容と価格を考え、このシステムが一番よかったので導入しました」とのこと。

 続けて「こういった体験ができるのは、都内でも秋葉原と池袋くらいと限られています。その中で車でフラっと行ける場所で体験ができるのはココ位じゃないかなと思ったのです」と唯一無二の場所であることをアピールした。

ドライビングシミュレーターのある部屋

 シミュレーターは秋葉原にもある「D.D.R」のシステムを採用しており、稼働するシートを中心に、眼前には50インチの3面ディスプレーが広がる。その下には見るからに放熱性が高そうなアルミニウムパイプと強化ガラスで構成されたスタイリッシュなPCケースが鎮座する。

NEC製の50インチディスプレーが3面!

アスキージサトラ班が反応しそうな、パイプフレームのPC

これはアクチュエーター

 気になるソフトは、イタリアのビデオゲームデベロッパーKunos Simulazioniが開発したレースシミュレーター「Assetto Corsa(アセットコルサ)」。コースが豊富で、国内外の主要コースのほぼすべてを楽しむことができる。もちろん車種も豊富であることは言うまでもない。

 市販されているソフトなので自宅で練習してA PITオートバックス東雲で腕前を披露する人もいるほか、自分のマシンデータを店舗に保存している人も。システム総額はシートとハンドルは含まずに258万3000円を超えるのだが「実際に購入を検討されているお客様は何名かいらっしゃいます」だそうだ。

シミュレーターの値段は258万3000円(税別)

 さて、この手のシミュレーターというと、シートやハンドルの質感がイマイチで残念な気持ちになることがあるのだが、A PIT オートバックス東雲はそうではない。シートはレカロのPRO RACER RMS 2600Aというドライカーボンシェルを採用したモデルで価格は45万円。ハンドルは近年定番のD型シェイプで、ブラックスエードが奢られたイタリアの名門・MOMOの競技車専用ステアリングだ。

 担当者は「うちでやるからこそ本物にこだわりました。本物でやるからこそ面白いですよね」とコダワリを見せた。レカロのドライカーボンシェルのシートは納期は1年を超えることもあってか、展示している店舗すら珍しいのに、座れるばかりか実際に体験できるというのはここだけだろう。

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