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DeToNator×サイコム共同プロデュース

欲しくなるPCケース!「G-Master Spear Z390-DeToNator Edition」誕生までの秘密

2019年04月27日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集● ジサトラカクッチ

提供: サイコム

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 最新ゲームが快適にプレイでき、競技シーンにも耐えられる高性能モデルから、ストリーマー推奨モデル、そして価格性能にこだわったモデルなど、多くのコラボモデルを発売してきたDeToNator×サイコム。今回のコラボモデルでは性能だけでなく、デザインにもこだわりを見せているのが大きな特長だ。

 コラボモデルではロゴステッカーを貼るなどして差別化することが多いが、ここからもう一歩踏み込み、ケースをメーカー特注で作り上げたというのが、今回のコラボモデルの目玉だろう。この本気度の高さは、他社のコラボモデルではまず見られない。

 このこだわりについて、DeToNator代表の江尻 勝氏と、サイコムの山田正太郎氏の両氏にお話を伺った。

 どこから見ても“DeToNatorだ!”とわかるデザインに

 過去には自ら選手としてゲーム大会に出場し、優勝経験もある江尻勝氏。eスポーツが注目を集める前から「DeToNator」を立ち上げ、今では日本はもちろん、世界大会や海外リーグへの参戦など、国際的なプロゲーミングチームとして積極的な活動を続けている。

 サイコム プロダクトマネージャーの山田正太郎氏。様々な企画や新モデルのコンセプト設計、パーツ構成の決定まで、BTOパソコンを一手に引き受けている。国内外を問わず、PCやゲーム関連のイベントにも足を運ぶ。

 今までも多くのDeToNator×サイコム コラボモデルを発売してきているが、今回のモデルが今までと大きく違うのが、新たにケースを作ったこと。この「オリジナルのケースを作る」というアイディアが出たのは、昨年の夏頃だという。

 「どのメーカーでオリジナルケースが作れるのかというのを調べるところから始めて……それが昨年の夏頃ですね。そこから候補を選んでいって、最終的に2つのケースにまで絞り込みました。それぞれのケースで完成形イメージを作って、どちらにするか江尻さんと相談し、最終的にこれ(InWin 101)をベースに作ることになりました」(山田氏)

 「実は、一番最初はもっとゴツイケースを要求したんです。ASUSさんのROGシリーズにあるタワー型ゲーミングPCのような感じの。そういう話をしていたら、山田さんが「ちょっと探してみますね」といって探してくれたんですが、今回のようにケースを加工してもらうとなるとメーカーが限られてしまうので、なかなか見つからなくて。そういった制限のある中から、「これなら」というのを2つピックアップして、自分たちがやりたいことができそうな方を選びました」(江尻氏)

 ケースの選定が終われば、いよいよデザインとなる。よくあるコラボモデルや推奨PCであれば、ゲーミングチームのロゴシールがどこか数ヶ所に貼ってあるといったものが多いのだが、そういうケースは作りたくなかったという。

 「せっかくケースが作れるなら、ゴツくてインパクトのある、厨二っぽいのを作りたいじゃないですか(笑)。ウチのイロがしっかりと出ていて、どこから見ても“DeToNatorだ!”ってわかるようなものにしたかったんです」(江尻氏)

 前面、左右側面、そして天面にまで、すべてDeToNatorのロゴが入れてあるのは、この「どこから見ても“DeToNatorだ!”」を実現するために他ならない。

左側面には光り輝くロゴ、そして前面には、上から下まで大きく配置されたロゴが印象的なケースに仕上がっている。

ケース右側面には、大きく「D」のマークと名前が入る。誰がどう見ても“DeToNatorだ!”と間違いなく感じるデザインだ。このマークを大きく入れるというのも、江尻氏の要望だったそうだ。

コラボモデルでなくても、あまりデザインされることがない天面にもしっかりと名前が。通常見える4面すべてにDeToNatorの文字が刻まれている。

 パッと見気づかない部分ではあるのだが、実は、側面の4辺がゴールドで縁取られているのもデザイン上のこだわり。この色はDeToNatorのロゴと合わせているそうだ。

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