今回は、大きな袋をいかに効率よくふくらますことができるか実験します。
日常でもゴミ袋や傘袋など、いろいろな形の袋に触れる機会は多くあると思いますが、空気の流れをどのように作ったら早くふくらむか、空気の流れは社会でどのようなところに応用されているのかなどを考える機会は、そう多くないでしょう。
そこで、今回は子どもたちと簡単に空気の流れについて学べる実験についてご紹介。ミキラボ助手のアナじろう君との実験対決の様子や原理について、お届けしたいと思います。
空気の流れはおもしろい
まず空気の流れについて学ぶ実験をご紹介します。空気の流れを作ると物はどのような動きになるのか、観察します。
ドライヤーを上側に向けてスイッチを入れると、下から上に空気の流れができます。ここに風船を近づけると、空気の流れに引き付けられて風船が浮き続けます。ドライヤーを傾けても、風船は落ちません。
カップ麺の容器で試しても、同じように浮き続けます。空気の流れを作ることで、物が動いたり浮いたりするのを体感できます。お家にあるもので簡単にできますので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!
空気の流れに関してはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください!

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