●Apple Cardの特徴をおさらい
Apple CardはiPhoneで作れるクレジットカードで、Goldman Sachs、Mastercardとともにアップルが発行することになります。
年会費、遅延損害金、海外利用、限度額以上の使用に関する各種手数料を廃止しており、クレジットカードの「わかりにくさ」を排除するよう努めています。
また、iPhone「Wallet」アプリから、使ったお店、そのカテゴリ、現在の使用額、返済期限までの日数などをすぐに確認可能。返済もApple Pay Cashや銀行口座経由からできる仕組みです。
またApple Payでの使用時に2%、Appleでの購買の3%、それ以外の決済では1%のキャッシュバックが毎日Apple Pay Cashで受け取れるデイリーキャッシュバック機能がついています。
Apple Pay Cashは米国などで始まっているiPhone内に設定するデビットカードで、iMessageで個人間送金するときに使えるほか、店頭での支払いにも利用できます。
さらに、銀行口座とApple Pay Cash間の送金に手数料がかかりません。つまりキャッシュバックされた金額をApple Payとして利用するだけでなく、自分の銀行口座に資金としてすぐ移すことができます。
実物のカードはチタン製で、券面にはカード番号やセキュリティコード(CVV)などは印刷されていません。カードを見られてカード番号が盗まれることを防ぐ意味合いもありますが、番号やコードが動的に生成されて、毎回違う数字を使うことになる高度なセキュリティ機能への対応、という意味合いもあります。

この連載の記事
-
第321回
トピックス
10万円前後のMacBook その存在は“ワクワク”か、“退屈”か -
第320回
トピックス
アップル「iPad Pro(M5)」、もはや“Mac代わり”になり得る存在に -
第319回
トピックス
ヘンテコな「iPhone Air」の良さがジワジワ伝わってくる。折りたたみモデルの布石としての設計とは -
第318回
iPhone
アップル「iPhone」「iPad」最も注目すべき4つの新機能 #WWDC25 -
第317回
Apple
アップル初のApple Parkでの開発者イベント、初公開の「Loop Building」とは -
第316回
Apple
「Mac Studio」アップルの多様すぎる接尾語について考える -
第315回
Apple
アップル「Mac Studio」登場で生じる、ラインアップへの疑問 -
第152回
Apple
アップル「MacBook Pro」ポート増加は敗北なのか -
第151回
Apple
iPhone分解アートと、Appleが目指す未来 -
第150回
Apple
アップル新型「MacBook Pro」どの構成で買うべきか -
第149回
iPhone
アップル「iPhone 13」4つの魅力 - この連載の一覧へ











