このページの本文へ

QRコードの改ざんを画像解析で検出

キャッシュレス決済のセキュリティーを強化する「セキュアQRコードリーダー」

2019年02月26日 17時35分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 メディアシークは2月25日、セキュリティー対策を強化したQRコードリーダー「セキュアQRコードリーダー」を提供開始した。

 決済用QRコードの普及が予想されるが、QRコード自体は技術的に改ざんすることが可能で、支払先口座情報を別の口座情報に仕向けたり支払金額を変更するといった不正の可能性が考えられる。

 メディアシークでは、スマホ向けバーコードリーダーアプリ「アイコニット」の画像解析技術を活用、改ざん可能性のあるQRコードを99%検出できるセキュアQRコードリーダーを開発。今後、QR決済事業者向けに不正QRコード検出のプラットフォームを提供する。

 同社では、不正が疑われる決済用QRコードのデータを収集して解析することにより、不正検出精度をさらに向上させるとしている。

カテゴリートップへ

ピックアップ