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飛行中の画像やテレメトリー伝送を確認

LTE通信での固定翼ドローン長距離飛行の実証実験に成功

2019年02月18日 17時35分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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遠隔監視・映像伝送システムの画面

 オプティムとNTTドコモは2月18日、固定翼ドローンとLTE通信を用いた長距離飛行とリアルタイム画像伝送の実証実験に成功したと発表した。

 1月16日~18日に佐賀県有明海沿岸およそ20km、および佐賀県有明海沿岸と福岡県有明海沿岸との間のおよそ22kmを平均速度およそ90km/hで飛行実験を行なったもの。オプティムの固定翼ドローン「オプティムホーク」にNTTドコモの小型軽量LTE通信装置を搭載し、飛行状況と前方カメラからの映像をLTEネットワーク経由でリアルタイムに専用サーバーへ伝送する技術を実証した。

オプティムホーク(左)とLTE通信デバイス(右) 

 LTEサービスエリア内であればドローンの場所によらずリアルタイム映像伝送を可能とするインフラを提供することにより、水産業や農業に利用できるデータの取得、災害発生時の人命救助などさまざまな活用が期待される。

災害対応などを想定したフライト

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