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スキー場で試した!

カシオ新スマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30」ピーカン雪山で視認性が抜群

2019年01月05日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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全世界で360万人のスキー・スノーボードプレーヤーが利用する「Ski Tracks」

データの可視化でスキー&スノボがさらに楽しく

 WSD-F30がスキーやスノーボードにピッタリだと感じたもうひとつの理由が、スキー・スノーボードアプリ「Ski Tracks」での計測。「Ski Tracks」はスマホアプリとしてスタートした、スキー・スノーボード用の計測サービスで、全世界約7000ヵ所のゲレンデに対応しており、滑走経路や滑走スピードなどが計測できるサービス。

 WearOS by Google版のアプリはカシオも協力しており、開発テストもPRO TREK Smartシリーズで行っている。そのためPRO TREK Smartシリーズとの連携がいちばん正確で安定しているとのこと。ちなみにSki TracksのアプリはPRO TREK Smartシリーズにプリインストールされてはいないものの、インストール用のアイコンは用意されており手軽に導入できるようになっている。

WearOS by Google版のSki TracksアプリはPRO TREK Smartシリーズで開発やテストをしている

 使い方もカンタンで、アプリを起動させたら「開始」ボタンをタップするだけ。あとは動きをトラッキングして、滑走中や停止状態を自動で検知する。そのため、最初に滑り始めるときに操作すれば、あとは長めに休憩するときに一時停止をしたり、終了時に停止すればいいだけ。

スタートや一時停止ボタンが大きいので操作しやすい

 Ski Tracksで計測できるデータは、滑走数や斜度、最高速度や滑走距離など。また地図上に滑走ルートを表示も可能だ。このデータの可視化がスキーやスノーボードをする上で実に楽しい。これまではスピードや滑走距離などは、自分の感覚でしか把握できず比較もできなかったが、これなら一緒に行った仲間と比較して楽しめる。またトレーニングとして滑走する際にも、距離やスピードがはっきりとわかるのでモチベーションもあがる。

その日の最高速度や滑走距離がひと目でわかる

滑走ルートを地図上に表示可能

滑走ごとの速度や傾斜もチェックできる

 ちなみに滑走データはWSD-F30のアプリからも確認可能。ただしリアルタイムでの表示には対応していないので、滑走中に速度を確認するといった使い方はできない。これは滑走中にディスプレーを見るのが危険なため。しっかり停止してアプリを操作すればオーケーだ。

休憩中ならWSD-F30でも滑走データを表示できる

 またSki Tracksは最新版のアプリも開発中。最新版では計測のスタート・ストップを本体右側面のボタンで行えるようになるので、グローブのままでも操作可能になる。また単体で地図を表示して滑走ルートの表示にも対応するとのこと。

さらに使いやすく進化したSki Tracksアプリの最新版も登場予定

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