カシオから1月18日に発売予定のスマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30」。アウトドア向けのスマートウォッチということで、カシオはプレス向けの体験イベントを「たんばらスキーパーク」で開催。発売前にスキーやスノーボードとの相性を試してきた。
キープコンセプトでさらに小型化&性能をブラッシュアップ
WSD-F30は2016年3月に登場した「WSD-F10」、そしてPRO TREK Smartシリーズとして2017年4月に発売された「WSD-F20」に続く、3代目となる製品。前モデル同様、OSに「WearOS by Google」を採用し、MIL-STDに加え5気圧防水のタフネススさ。そして「腕に地図」をコンセプトとしており、本体にGPSを搭載し単体でも地図上で現在位置の確認が可能。基本的なコンセプトや性能はそのままに、ケースサイズは高さが49.1mm(前モデル52.9mm)、幅は53.8mm(前モデル57.7mm)と小型化しており、腕の細い女性などでもフィットしやすくなっている。
また前モデルでも好評だった、モノクロ画面とカラー画面の二層ディスプレーも引き続き採用。カラー画面は液晶から有機ELに変更されており、モノクロ画面は時計のみの表示から高度などの計測情報も表示できるようになっている。
二層ディスプレーの効果を最大限に活かせるのがバッテリーの持続性。電力消費の少ないモノクロ画面と細かな情報が表示できるカラー画面を切り替えて表示することで、バッテリーの消費を抑えられる。通常利用時でも約1.5日、BluetoothやWi-Fiなど通信機能をオフにした「エクステンドモード」なら約3日の連続使用が可能。さらにモノクロ画面のみでGPSや通信機能をオフにした「マルチタイムピースモード」なら約1ヵ月の連続使用が可能だ。