このページの本文へ

Adrenalin 2019 Editionは機能が盛りだくさん!

Radeon SoftwareがVRなどのリモートプレイ対応と大幅に進化!

2019年01月21日 15時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラ ハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

PCの性能で足らない箇所はRadeon Settingsによって確認できる

 Radeon Settingsの機能にもいくつか機能追加が行われた。その中でもユニークなのはアドバイザー機能。Raden Overlayのアドバイザーはゲームの画質設定に絞ったものだが、Radeon Settingsのアドバイザーは、GPU関係の設定に関するアドバイザーと、ゲームを動かすハード構成についてのアドバイザーの2つに分かれている。

 注目すべきは後者で、CPUとGPUに関してサジェストしてくれるというもの。サジェストする先は当然RadeonかRyzenに限定されてしまうが、どんなCPUやGPUにアップグレードすればよいか見当もつかない、という人には福音ではなかろうか。

 ただ、18.12.3時点の検証環境では、ハードの変更があった際に再評価する機能が上手く動かない不具合も見られた。面白い機能だけに、今後のブラッシュアップが強く望まれるところだ。

Radeon Settingsウインドーの右上にある回転矢印をクリックすると「セッティングアドバイザー」が開く。これはRadeonを快適に使うにはどの設定を変更すれば良いか、を示してくれるもの。ChillやEnhanced Syncなどを有効にしようね、という誘導なのだが、すべてに従う必要はない

「ゲーム」タブの中にある「アップグレードアドバイザー」。導入されているゲームが縦に並び、それに対しGPUとCPUのスペックが足りているか判定する。今回筆者はVega 64とCore i9-9900Kでテストしたため、どれも推奨条件を満たしているという判定だった

AMDの資料から抜粋した例。スペックが足らないものは推奨するCPUやGPUの型番が出るようだ

カテゴリートップへ