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アップアップガールズ(アスキー) 第21回

2018年の総決算!初のオフ会を開催

アスキーと振り返るアップアップガールズ(仮)の2018年、最後はファンとの乾杯で全曲LIVEに向けて決起!

2018年12月26日 17時00分更新

文● アスキー編集部

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 アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」が、約80曲ある楽曲をすべて披露する「Live of All Songs~立ち続ける事~」(通称“全曲LIVE”)に向けて、いろいろなことにチャレンジしていく企画アップアップガールズ(アスキー)。3月から始まった本連載だが、12月20日に初のリアルイベントである「オフ会」を開催した。来る“全曲LIVE”1週間前の開催ということもあり、決起集会的な意味合いを持つファンイベントだ。

 アスキーとアップアップガールズ(仮)との1年の振り返りや、昨年・今年と2年間できなかった「ハロウィン」の実施、メンバーの森咲樹が“全曲LIVE”に向けてチャレンジしている「森トレ」出張版など、本連載のコンセプトに沿った企画や、“全曲LIVE”への意気込みなどを語るトークコーナーなど、盛り沢山の内容となった。“全曲LIVE”前日の本日に、その模様をレポートしたい。

 平日20時開演ながら、開場後に座席を追加するほど盛況となったこのオフ会。事前告知の通り、季節外れのハロウィン仮装をしてメンバーが登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。当日のMCはトナカイ姿の森咲樹。真面目な性格の彼女はテキパキと進行していく。まず一目瞭然のハロウィン仮装についてのトークコーナー。それぞれの仮装についてテーマを語っていく。古川小夏は早めのサンタ、森も同じくクリスマスの時期だから、ということだが、森についてはこの後のコーナーに関連する仮装となった。

サンタ姿の古川小夏(左)とトナカイでMCをする森咲樹(右)

 “自称・小悪魔”の関根梓は、「小悪魔はやめて神に仕えることにした」という客席からもハテナマークがあがる説明とともに巫女の仮装を披露した。佐保明梨は血まみれのセーラー服での登場。テーマは“体調が悪い女子高生”で、「気が付けば私も23歳で、そろそろ制服が恋しくなった」とのこと。このセーラー服仮装は2016年のハロウィンで当時のメンバー7人全員で披露したもので、2年ぶりに袖を通すこととなった。新井愛瞳は2016年に開催された日本武道館公演のために制作された衣装。「仮装じゃないんじゃ…?」とザワザワする客席をよそに、「アプガさんの仮装です!」と元気良く説明を始めた新井。「当時のメイクも再現した」とのことで、“18歳の新井愛瞳の仮装”ということで会場がなんとなく納得したところで、ハロウィンコーナーは終了した。

巫女の仮装をした関根梓(左)とゾンビセーラー服の佐保明梨(中央)。新井愛瞳(右)は2016年に開催した日本武道館公演の衣装

アスキーとの1年を振り返る

 アップアップガールズ(アスキー)が始動した企画として、まず佐保による「自作PC企画」を振り返った。公開当時、マザーボードをケースの上部に結束バンドで固定するなど、業界の一部で騒然となった映像を観ながら、当時を思い出しつつ「難しかったけど、1回経験したから次はちゃんと作れる」と豪語する佐保に、「私こういうのやりたい。理系だし、ネジを緩めずにはいられない性分で、目覚まし時計とか分解するタイプ」と古川がアピールするなど、盛り上がるトークとなった。

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 続いてはPCゲーム「PUBG」で東京ゲームショウのステージを目指した、関根による「PCゲーム企画」。こちらも映像を観ながらの振り返りとなった。プロゲーマーをお呼びして、PUBG上達のきっかけにしてもらおうという意図で収録した企画だったが、師匠と呼びながらも、プロに武器や装備を拾わせてお世話させる様子に、ゲーム好きで知られる新井が「すごいゲーマーさんなんだからね!?」「本当に羨ましい」と連呼する様子はゲーム好きが多いアプガ(仮)ならではのシーンだった。この「PCゲーム企画」は、最終的にゲーマーとしての出演は叶わなかったが、その努力が認められてレポーターとして東京ゲームショウに辿り着いた。(TGSレポート記事参照http://ascii.jp/elem/000/001/753/1753638/)

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 佐保・関根がソロでチャレンジした企画をひとしきり語った後は、アスキーが主催するLIVEイベント「ASCIIアイドル倶楽部定期公演」について、出演した際の映像を観ながら当時を振り返った。5月に開催した「1周年記念公演」では、初のMCにチャレンジした佐保が登場シーンの映像を観ながら「その後のソロでもMCをやらせてもらったし、もうMCは任せて」とドヤ顔で語ると、会場からは歓声があがった。この公演では古川がダンスの振り付けで関わっているハコイリムスメとコラボしたシーンも振り返り、ハコイリムスメのメンバーから「小夏先生」と呼ばれているという古川は、教え子との“師弟共演”を感慨深く振り返った。

 続いて、佐保と関根がソロで出演した7月公演・9月公演を、同じく出演時の映像を観ながら振り返った。2人の「ASCIIアイドル倶楽部定期公演」でのソロパフォーマンスの映像は初出しとなり、それぞれのソロ出演に来場できなかったファンにとっては貴重な機会となった。佐保は当日のセットリストやステージ構成について、「ソロ曲を中心に選曲したが、いただいた30分の中で全体の世界観が出るように組んだ」とその意図を説明した。

佐保がソロ出演時に歌唱した「ナイトフライト」のワンシーン

 関根は「とにかく緊張した」と振り返り、でも「歌だけでなくダンスも観てもらいたかった」と、ファンとともに盛り上がるアプガ(仮)のキラーチューンの1つ「バレバレ I LOVE YOU」やダンスナンバーである「Future&Past」をセットリストに入れた意図を説明した。また関根のソロ曲「キミイロスカイ」が映像で流れた際には、その場で映像の音楽に合わせてアドリブで歌い出し、大いに客席を盛り上げた。常々「ファンに楽しんでもらいたい」と語る関根のショーマンシップが大いに発揮された一幕だった。

続いて関根がソロで出演した際に歌唱した「バレバレ I LOVE YOU」のワンシーン

 ともに外部イベントでは初となったソロでの出演だが、アイドル業界でも評判が高いアプガ(仮)が誇る2人の歌姫は、自身のカラーと特性を自覚し、それぞれの考えでそのステージを創り上げたことに、客席からも感嘆の声が漏れていた。

1週間後に控えた“全曲LIVE”に向けて

 アプガ(仮)とアスキーの2018年を振り返った後は、ついに1週間後に控えた“全曲LIVE”に向けて、ファンとメンバーが語り合うトークコーナーとなった。ファンからの質問に答える形で進行し、まず「セットリスト」についての質問に答えた。

 「細かい部分は話せない」としながら、佐保が中心になってセットリストを組んだこと、全3部ある構成は3つの時代を感じられるようにし、リハーサルなどで通してみて違和感がある部分は都度入れ替えるなどした、と入念に準備している様子がわかった。佐保がソロ出演にインタビューした際、セットリストは全体を通して一つの世界観を表現したこと、また曲順には深い意味があること、を実際に聞いている筆者は、当日のセットリストがどういったものになるのか、さらに楽しみになる回答だった。

 その後、「当日に向けて準備していること」という問いかけに対して指名されたファンが、「全80曲のLIVEになるので、体力作りをしている。森トレは欠かさずチェックして実践しています」と誰もが期待していた模範的なコメントで答えた。冒頭で説明した通り、「森トレ」は“マッチョ美BODY”を自称する森が実施しているトレーニング企画で、これまではオンライン上の動画でそのトレーニングを紹介するというものだったが、このファンからの声に応える形で、初めてこの「森トレ」をオフラインでファンとともに実施する機会となった。「脱いだらすごいトナカイ」というテーマの仮装だったこともここで明かし、トナカイの着ぐるみを脱いでトレーニングウェア姿となった森が、「今日は1週間前ということで、体を整えるストレッチ“森スト”を皆さんと一緒にやりたいと思います!」と呼びかけ、ファンとストレッチを行った。

ファンに向けて指南する森

ファンも森の指南に従って“森スト”を実践

2019年のアプガ(アスキー)“全曲LIVE”への決起

 “森スト”終了後はエンディングへ。「全曲LIVEに向けていろいろなことにチャレンジしていく」企画であるアプガ(アスキー)の「全曲LIVE後」についての発表があり、引き続きアプガ(アスキー)は続いていくことと、2019年の第1弾企画として、全国のファミリーマートとローソンのマルチコピー機で写真を購入することができる「コンビニプリント」と連動しての「カメラ企画」実施が決定した。この企画はアプガ(仮)メンバー2人が各メンバーを撮影し、それを「コンビニプリント」で販売、一定の販売期間後の実際の販売枚数で勝敗をつけ、勝者にはご褒美を、敗者には罰ゲームが与えられる、というものだ。本企画の詳細は追ってアプガ(アスキー)内で発表する。

カメラ企画発表の様子

■関連サイト

 そしてフィナーレでは全80曲を1日でやり切る“全曲LIVE”向けての決起をするため、メンバーとファンがともにコップを掲げて「生きて帰るぞ!」と全員で決意して乾杯し、イベントを締めた。「生きて帰る」はおよそアイドルのLIVEで掲げる言葉ではないが、アプガ(仮)とそのファンの間ではお決まりの合言葉だ。“アスリート系アイドル”であるアプガ(仮)はしばしば過酷な公演を開催し、7人時代には通称“ハイスパ”と呼ばれる2時間超ノンストップでパフォーマンスをした経験もあり、その際にも「生きて帰るぞ」が合言葉になっていた。今回は全80曲、7時間とも8時間とも言われているその公演時間は、まさに「生きて帰る」を声にして確認したいチャレンジだ。

LIVEを武器にしたアプガ(仮)による歌唱パフォーマンス無しのトークイベントだったが、振り返ったこの2018年はやはりチャレンジに次ぐチャレンジをした1年であり、明日に迫った“全曲LIVE”をファンとともに改めて向かうには良い機会であったことはイベント終了後に実感した。80曲をともに戦った先に何が見えるのか、筆者もその景色を楽しみに明日の開演を心待ちにしたい。

「アップアップガールズ(仮) Live of All Songs ~立ち続ける事~」 がついに明日開催!!!!!

アップアップガールズ(仮) Live of All Songs ~立ち続ける事~
2018年12月27日(木) @Zepp Tokyo
1部開場13:30 / 開演14:00
2部開場16:00 / 開演16:30
3部開場18:30 / 開演19:00

「週刊アスキー特別編集 2019January」が明日発売!

Image from Amazon.co.jp
週刊アスキー特別編集 週アス2019January (アスキームック)

アプガ(仮)“全曲LIVE”開催同日に、週刊アスキー最新号が発売!
アップアップガールズ(アスキー)の特集ページでは、メンバー5人による“全曲LIVE”への意気込みも掲載されているので、是非お手に取って確認してください!


アップアップガールズ(仮) infomation

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