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「AQUOS sense2」超ヒットスマホ後継機開発の舞台裏

2018年12月27日 10時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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12月27日から順次発売のSIMフリー版「AQUOS sense2」

 シャープのロングランヒットスマホの後継モデル「AQUOS sense2」がドコモとau、ソフトバンク、UQ mobileに加えて、SIMフリーモデルでも発売された。また、2019年1月中旬以降にソフトバンクからコンパクトハイエンドの「AQUOS R2 compact」が発売される。これらの機種の特徴や開発の経緯について、開発に携わったシャープの担当者から話を聞いた。

「必要なものだけを磨き込んだ」
「AQUOS sense2」にはSIMフリー版も登場

――「AQUOS sense2」は人気ミドルクラスの後継モデルです。開発の方向性は?

清水氏:AQUOS sense2」は安心して使いたいというユーザーや、必要十分な機能だけで良いというユーザーに対して“必要なものだけを磨き込んだモデル”となっています。もともと「AQUOS sense」も必要十分な機能に絞り込んだ端末ですが、必要十分の定義も市場の変化によって相対的に変わってきます。そこで「今の必要十分」を再定義したうえで、AQUOS senseへの改善希望点などのユーザーの声を反映しました。

――前機種AQUOS senseが200万台売れたとのことですが、売れ行きの傾向は?

林氏:まずは個人で高い評判を受け、そこから法人需要に繋がっていったという認識です。販売台数で言えば、特にドコモといったキャリア向けで想定を上回る数が出ました。また、販売台数はキャリア向けほどではないにしても、SIMフリーモデルも当初の想定をかなり上回る販売台数になっています。法人向けでは、ソフトバンクから法人向けモデルの「AQUOS sense basic」も発売しました。

左から、通信事業本部パーソナル通信事業部商品企画部担当部長の林孝之氏、通信事業本部パーソナル通信事業部商品企画部係長の清水寛幸氏

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