通知を切る方法を子どもに教えておこう
子どものLINE依存対策は友だちの保護者を巻き込むのがおすすめ!
2019年01月08日 09時00分更新
「LINEをもっと楽に使う方法はないのかな?」「今さら友だちには聞けないけれど、使い方がわからない機能がある」――そんなアナタに週2回、LINEの裏技とTIPSをやさしく伝授。講師は、SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんです。〈連載目次〉〈LINEの基本的な使い方を知りたい人はこちら〉
Q:LINE依存対策について詳しく教えて!
A:友だちの保護者と協力したり、ルールを設定するのがおすすめ
前回ご説明したように、冬休みなどの長期休暇中は、LINEでは依存問題といじめ問題が増える。今回は、依存問題対策をさらに詳しく取り上げていきたい。
LINE依存で問題となるのは、長時間利用による睡眠不足や学習時間の減少だ。
そこで、終了の時間を夜9時、あるいは10時などに決めて徹底させるようにしたい。夜間は、「スマホは自室に持ち込み禁止」「スマホは居間で充電させておく」という家庭が多いようだ。子どもがLINEを利用し始める前に、利用に関するルールを決めておくと、行動指針となるのでおすすめだ。
ただし、LINEは相手がいることなので、子どもだけではやめづらい。そこで、LINEでよくやり取りする友だちの保護者と協力し、「子どもが寝不足になるので、お互い夜9時でやめさせましょう」などと取り決めをするとやめやすくなるはずだ。
なお、テスト勉強の時期などにスマホを自室に持ち込むと、LINEの通知が気になって勉強にならないものだ。基本的には自室には持ち込まないこと、もし持ち込む場合は、通知を切る方法を教えよう。
設定→「通知」→「一時停止」とタップし、「1時間停止」または「午前8時まで停止」を選ぶと良い。LINEアイコンを長押しし、「通知の一時停止」を選んでも、一時停止が設定できる画面になる。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki
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