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山根博士の海外モバイル通信 第425回

GalaxyのケースやSIMもある! 韓国の100円ショップがパラダイス!

2018年12月24日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

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ケーブルはもちろん、ヘッドフォンも売っている

 他にもヘッドフォンやUSBケーブルなどが売られているのは日本の100円ショップと同じです。なぜかエレコムのUSB Type-C変換コネクターが3000ウォンで売られていましたが、日本製でもあるし安心して使えますね。PC系のアクセサリーは韓国で有名なTGブランドのものもあるなど、しっかりしたものも売られています。

エレコム製のUSB Type-Cアダプタは約300円

 ところで韓国にも多数のMVNOがあります。大手キャリアも含め、韓国では契約時にSIMカード代金として5000ウォン(約500円)がかかります。意味合いは違いますが、日本の新規手数料のようなもので必ず必要です。韓国のMVNOは実店舗や郵便局、ネットなどで契約ができますが、1000ウォンショップの中にはMVNOのSIMを販売しているところもあるのです。

MVNOのSIMも販売。パッケージは統一

 SIMカードはどれも定価通りの5000ウォン。パッケージにある「SK」「KT」「U+」はそれぞれ親となるMNO回線で、「Amobile」「freeT」「smartel」などがMVNOキャリア名。残念ながらプリペイドではなく契約回線。これを買って自宅などでオンライン登録して使えるようになります。そのため外国人は利用できません。

 料金はさまざまですが1GBで月1000円前後が多いようです。一番バリエーションのあるAmobileは100MB/月で1100ウォン(約110円)、10GB/月でも3万8940ウォン(約3890円)。毎月の維持費が安い100MBプランが外国人でも契約できたら、韓国用に1枚キープしたくなります。

Amobileの料金。超低利用から高利用まで用意

 韓国で通信したい場合は大手キャリアのローミングを使ったり、韓国の空港でプリペイドSIMカードを買う、あるいは日本のAmazonなどでタイ・AISのローミングSIMカードなどを買うなど方法はいくらでもあります。1000ウォンショップで見つけたこれらのMVNOのSIMは、使うことはできませんが、買うことは可能です。なので韓国旅行の変わったお土産に買っていく、なんてのもいいかもしれません。もちろん渡す相手はスマートフォンマニアに限られますが。

使えなくても買ってしまうのがSIMカードマニアの性(さが)

山根康宏さんのオフィシャルサイト

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