親が注目すべきポイントは?
冬休みは子どものLINE依存とLINEいじめに注意! 確認方法をチェック
2018年12月29日 10時00分更新
「LINEをもっと楽に使う方法はないのかな?」「今さら友だちには聞けないけれど、使い方がわからない機能がある」――そんなアナタに週2回、LINEの裏技とTIPSをやさしく伝授。講師は、SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんです。〈連載目次〉〈LINEの基本的な使い方を知りたい人はこちら〉
Q:長期休暇にはどのようなトラブルが起きやすいの?
A:LINE依存やLINEいじめには気をつけて!
長期休暇中は学校に行かず友だちと会いづらくなるため、小中高校生は、LINEなどのSNS利用時間が長くなる傾向にある。利用時間が長くなることで、様々なトラブルにつながりやすくなる。
一番多いのは、LINE依存などのスマホの長時間利用だろう。一日中、ながら利用で延々とLINEを使っている話はよく耳にする。同時に、コミュニケーション上の行き違いにより、LINEいじめにもつながりやすくなる。
そもそもSNSなどの文章中心のコミュニケーションは、誤解が生じやすく、大人でも難しいものだ。顔を合わせることがないやり取りの末にトラブルが発生するのは、ある意味当然と言えるだろう。
LINE依存を防ぐためには、家庭でのルール徹底が大切だ。たとえば、食事中や勉強時間中、歩きながらや家族と話すあいだはスマホに触らない、夜は9時以降はスマホに触らないなどのルールを決めておくといいだろう。
また、LINEでいじめにつながっていないかどうか、タイムラインでのやり取りを見て、交友関係や人間関係などを把握しておくと安心だ。
なお、子どもがタイムラインに投稿していた場合は、公開範囲についてもチェックしておきたい。下部の「タイムライン」をタップし、鉛筆マーク→「投稿」をタップで投稿画面となる。
このとき、投稿を公開する範囲が設定できる。「友だち」までなら安心だが、「全体公開」にしておくと友だち以外にも投稿が公開されてしまい、出会い系被害などにつながるケースもあるので注意が必要だ。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki
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