「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」編
SS値200だとRTX 2080以上で90fpsを維持!
前置きが長くなったが、まずは「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」から始めよう。普通にゲームを始めて最初に到達するリバーウッド村で計測した。
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SS値=100の場合
全体的にどのGPUでもSS値100なら問題なく90fpsを維持できる。戦闘などではこの限りではない可能性はあるが、その場合はより高性能なGPUの方が余裕がある。
フレームタイムで見ると、GTX 1070は合格点だが余裕がなさすぎる。RTX 2070以上であれば少々の負荷変動にも耐えられるだろう。
SS値=200の場合
SS値=200に引き上げると、描画負荷が上がるためフレームタイムも長くなる。RTX 2070ならギリギリ許容範囲で踏みとどまっているが、余裕はほとんどない。SS値=200であればRTX 2080以上で90fpsを維持できるだろう。
一方、GTX 1070はVIVE Proの解像度にはやや非力(デフォルトのアプリケーション解像度も76%と低い)であるため、SS値=200の負荷ではかなり辛い。
それでも13ms以内には収まっているので、計算上は76fpsは出せるはずだが、見た目上は45fpsあたりに落ち着く。プレイは不可能ではないし遊べるが、振り向いた時などに違和感を感じてしまう。
SS値=400の場合
さすがにSS値=400だと8K相当の描画になるため、最速のRTX 2080 Tiを除き90fpsの維持は難しい状況。
VIVE Proの内蔵液晶の解像度が上がったとはいえ、ここまでSS値を上げても実際に違いは判別できないため、ここまで上げるのは非現実的といえるだろう。ただしGPUのパワー差はハッキリと見て取れた。