このページの本文へ

12月に始まった4KBS放送を視聴・録画できるテレビパソコンなのだ~

富士通FMV ESPRIMO FH-X 実機レビュー = 新4KBS放送にハマるテレパソなのだっ!!

2018年12月13日 15時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

上下に分かれたデザインに
27型液晶が◎

 4K放送方面に行ってしまってすいませんが、その魅力をPCで楽しめるのがFH-Xです.基本から押さえていきましょう.FH-Xは見てのとおり、下にスピーカーや光学ドライブの入った黒い箱があり、その上に液晶が乗っかったデザインです.液晶は上方向に少しだけスイングすることができます.

 液晶の解像度はもちろん4K(3840×2160ドット)で27型と、最近の一体型の24型よりふたまわり大きな液晶を採用しています.液晶の画面サイズは実測で横が60センチ、高さは34センチです.PC用の4Kディスプレイも27型から上のサイズが多いですから、ここを押さえているのはありがたいですね.

画質設定ユーティリティでは3種類の設定が可能

インテルUHDグラフィックス・コントロールパネルで4K放送の画質も細かく設定できます.

 本体サイズは横616×縦442ミリで奥行きが170ミリですから、狭額縁なのがわかっていただけるでしょうか.設置上の奥行きが17センチに縮小したのも、液晶が大きくなったぶんありがたいですね.ディスプレイの表面は反射も少なくて、輝度も十分にあります.

 一見ラジカセのような下半身にはうっすらとスピーカーが見えていますが、こちらはSound by Pioneerで、もちろんハイレゾ対応です.4Kブルーレイの映画を鑑賞しましたが、なかなか迫力がありました.中央の奥のほうにあるダブル・パッシブラジエターのサブウーハーが効いています.

FH-Xの下部はほとんどスピーカーユニットでいい音がでます

第8世代のHプロセッサーと
インテルOptaneも投入

 CPUはi7-8750HでもちろんTDP45Wの6コア12スレッドで、最高クロック4.01GHzなので、4Kコンテンツの再生も余裕です.加えて、インテルのOptaneメモリー(16GB)を採用しており、HDDからの起動やアプリの動作もSSD並みの速度を実現しております.店頭モデルはメインメモリ8GBでHDD3TBですが、WEBモデルでは最高32GBメモリや3TBHDD+512GBSSDといった組み合わせも選択できます.

背面のフタを開けるとメモリスロットに簡単にアクセスできます.

 インターフェースがフロントにそろっているのも便利です.マイク・ラインイン端子やUSBのタイプA×2、SDメモリースロットに光学ドライブもフロントにあります.いろいろなものをつなぐのに、本体の左右に回り込む必要がありません.

前面の上部には各種ボタンもついていて、ワンタッチでボリューム調整なども可能

SDカードスロットにUSB端子、ヘッドホンも前面で使いやすいです

 背面にはなりますが、HDMIの入力が2つと出力が1つあります.27型4Kディスプレイとして、ゲーム機やビデオカメラなど、つないで楽しめますね.1端子くらい前面にもってきてほしかったですが・・

背面左側にはHDMIの入出力や有線LANも並んでいます.

背面右側にはアンテナ入力端子.地デジとBSに分かれています.

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン